【ChatGPTを試す】
ChatGPT:対話のための
言語モデルの最適化
会話形式でやり取りする ChatGPT というモデルをトレーニングしました。対話形式により、ChatGPT はフォローアップの質問に答えたり、間違いを認めたり、間違った前提に異議を唱えたり、不適切な要求を拒否したりできます。ChatGPT はInstructGPTの兄弟モデルであり、プロンプトの指示に従い、詳細な応答を提供するようにトレーニングされています。
【起業LOG】使ってみた! ChatGPTとは?
2023.2.20
記事更新日: 2023/02/20
執筆: 免色渉
2022年11月にOpenAIという企業がリリースしたChatGPTは、その高度な技術から瞬く間に注目を集め、既に日本でもかなり話題になっています。
今回の記事では、そんな『ChatGPT』を様々な観点から徹底解説していきます。
まず、以下のグラフを御覧ください。これは現在世界中に普及しているサービスが最初にユーザー数が100万人を突破するまで何日かかったかをまとめています。
読者の皆様の中に、このグラフに記載されているサービスを全く使ったことがないという方はおそらくほぼいないでしょう。
それほどの普及度を誇るサービスでも、100万人ユーザー獲得に数ヶ月を要しています。しかし、2022年11月にリリースされたChatGPTは、なんと5日という異次元のスピードでそれを達成しています。
また、ChatGPTは2023年2月7日現在、リリースから2ヶ月あまりで全世界ユーザー1億人を突破しました。これは今までリリースされてきたサービスでダントツの最速だそうです。
この事実からもわかるように、ChatGPTの革新性は誰の目にも明らかです。
次の章で具体的にどんなことができるのか紹介していきます。
このページの目次
- ChatGPTにできること
- 1.対人のような会話
- 2.表計算ソフトの関数やプログラミング言語の記述
- 3.小説、脚本を書くことができる
- ChatGPTのアカウント開設と使い方
- OpenAIのページにアクセス
- アカウント登録
- 通知はすべて「Next」でOK!
- スマホでChatGPTを使う方法
- OpenAIのページにアクセス
- サインイン
- 質問を入力
- ChatGPTが高度な解答を生成する仕組み
- ChatGPTが検索エンジンに導入されることで起こること
- 結論
- ChatGPTはGoogle検索に勝てるのか
- Googleは既にChatGPTの対抗馬を開発中?
- ChatGPTだけじゃない!高性能AI 3選
- AI-OCR
- RPA
- Midjourney
- まとめ
ChatGPTにできること
1.対人のような会話
ChatGPTは、まるで生身の人間を相手にしているようなリアルな会話文を生成することができます。今回は仕事終わりとGoogleの入社面接という2つのシチュエーションを試してみました。
ChatGPTに日本橋のおすすめ焼き鳥居酒屋を聞いてみました
このように問いかけると、特になにも指定しなくても、流暢な日本語で、正確な店名まで教えてくれます。また注目してほしいのは、「ごめん!言い忘れてた!~」以降のChatGPTの回答です。
こちらからは特に日本橋とは指定していないにも関わらず、文脈からまだ前回の会話の続きを話していると読み取って、続けて日本橋の焼き鳥居酒屋を紹介してくれています。
と、ここで感心するわけにはいきませんでした。
味覚を持たないChatGPTがおすすめするお店が一体どんなお店なのか調べてみたところ、一番目の『鳥貴族』以外実在しない店舗だったのです。
こんなにも各店舗の特徴から日本橋駅からの時間まで自信満々に記述しているにも関わらず、ほとんど架空のものだったとは驚かざるを得ません。
このことを踏まえると、ChatGPTはたしかに便利なものの、ファクトチェックはかかせないようです。
続いて、Googleの入社面接という設定でChatGPTに問いかけてみます。
ChatGPTにGoogleの入社面接という設定で質問してみました
このような高度な論理性や知識が求められる採用面接型の会話でも、上記のようにまずまずな会話をすることができます。
ただ、「Googleのミッション」は大義には合っているものの、Googleが掲げているものとは異なるので、やはりChatGPTは必ずしも正確というわけではないようです。
2.表計算ソフトの関数やプログラミング言語の記述
ChatGPTでできるのは、会話だけではありません。
なんと、ExcelやGoogleスプレッドシートといった表計算ソフトの関数でも、こちらがお願いしたことを忠実に実行する関数を書いてくれます。
ChatGPTに日本の47都道府県のうち、漢字表記で4文字以上になるものを抽出するGoogleスプレッドシートの関数を書かせてみました
このように、ChatGPTが示した解答をコピペして入力してみます。
漢字表記が4文字以上となる県を抽出できました
このように、コピペで使える正確な関数を記述してくれちゃいます。
加えてHTMLなどの基礎的な言語からPythonまで、ベースとなるコードを記述させることも可能です。
また、GoogleスプレッドシートでChatGPTを使うには、上記の方法以外にもChatGPT for Google というChrome(firefoxにも対応)の拡張機能を追加するという方法があります。これを使うと、以下の画像のように直接Googleスプレッドシートの中で『GPT関数』という関数を使って様々な情報の入力を自動化できます。
ここでは、A列に入力した歴史上の人物の解説をB列以降に自動入力するというGPT関数を組んでいます。
このGPT関数の使い方については少々複雑なのと解説画像が多いため、PDFで配布しています。必要な方は下記の赤いボタンからダウンロードしてみてください!
3.小説、脚本を書くことができる
プログラミング言語や表計算の関数はまだ、論理的な仕組みによって成り立っているため、100歩譲って最新のAIが代行できると聞いてもすんなり受け入れられるかもしれません。
しかしこのChatGPTは、web上にテキストの情報があるものであれば何でもそこから学習して問いに答えてくれる、もしくは創り出してくれます。
試しに条件を与えて、『小説を書いてください』と入力してみましょう。
ChatGPTに1980年代、東ドイツ、23歳の大学生ジョンという条件で小説を書かせてみました
すると、このようにとてもありきたりなストーリーではありますが物語の大枠を記述してくれます。
ChatGPTがリリースされた半年前には絵画を創造してくれる『Midjourney』がリリースされたことを踏まえると、現在はまさにAIの開発ラッシュの真っ只中にいると言っていいでしょう。
また、このChatGPTは維持費の問題から高速アクセスを必要とするユーザーや回線の混雑時でもスムーズなアクセスを必要とするユーザーは月額利用料を支払うことで優先アクセスを獲得できる『ChatGPT Plus』という新機能が2023年の2月にリリースされていますが、基本は誰でも無料で使うことができます。ですので、次の章で、具体的な利用方法について解説していきます。
ChatGPTのアカウント開設と使い方
※ここではGoogleChromeでの使い方を解説しています。
OpenAIのページにアクセス
まず、OpenAI.com「ChatGPTを試す」(OpenAI社、ChatGPTのLPに遷移します。)このリンクにアクセスし、左下の「TRY ChatGPT」をクリックします。また、英語に自信がない人は、Chromeの拡張機能、「Google Translate」を使用して日本語表示にすることも可能です。
アカウント登録
『TRY ChatGPT』/『CHAT GPTを試す』をクリックすると、このような画面になります。これを読んでいる方はまだアカウントをお持ちでないと思うので、『Sign UP』をクリックします。
GoogleやMicrosoftのアカウントがあれば、そのアカウントを使って他のwebサイトで会員登録するときと同じように会員登録することができます。
メールアドレスを登録すると今度は電話番号を求められるので、スマホの電話番号を入力し、スマホのショートメッセージに送られてきた認証コードを入力します。
会員登録が完了すると、『Tell us about you』と表示されますが、ここは自分の名前を入力しておけば大丈夫です。
するとこのような通知が表示されますが、これは『調査用の無料版です』と記述されています。
通知はすべて「Next」でOK!
このあともいくつかポップアップが表示されますが、全て『Next』で次に進んでしまって問題ありません。たったこれだけのステップで、画面下部に入力欄が表示され、ChatGPTを始めることができます。
スマホでChatGPTを使う方法
上記ではパソコンのGoogleChrome上でのアカウント開設法を解説しましたが、ChatGPTはスマホでも使うことができます。基本的なやり方はPCと変わりませんが、中にはスマホで使いたい方もいらっしゃると思うのでここで解説しておきます。
OpenAIのページにアクセス
OpenAI.com「ChatGPTを試す」(OpenAI社、ChatGPTのLPに遷移します。)
まずはOpenAIの公式ページにアクセスします。上記のリンクから遷移することができます。
アクセスできたら、まずは「TRY CHAT GPT」をタップしましょう。
サインイン
すると、このようなページに遷移します。このページをご覧の方はまだアカウントを持っていないと思いますので、新規アカウントを作成する必要があるので、「Sign up」をタップします。
会員登録にはメールアドレスを直接登録する方法と、Microsoftアカウント、またはGoogleアカウントを連携させる方法がありますが、ここでは一番楽かつ利用人数が多そうなGoogleアカウントの連携を選びます。とはいえ、他の方法も大差はないはずです。「Continue with Google」を選択したらログインに使いたいGoogleアカウントを選びます。
アカウントを選択すると今度は二段階認証のため電話番号を求められるので、入力します。するとSMSで認証コードが届くので、そのコードを入力してサインアップは完了となります。
質問を入力
サインアップが終わると、早速画面下部に入力欄があるので、質問したいことを入力してみましょう。
スマホ版でも、基本的に動作の速さや解答のクオリティは変わりません。普段PCで使っている人も、スマホでも使えるようにしておくことで更に活用できる幅が広がる可能性もあるので、スマホでもログインしておくと良いかもしれません。
ChatGPTが高度な解答を生成する仕組み
このテーマは専門的に深く解説しようとする膨大な文量になってしまいそうなのでざっくり簡単に、ITにそれほど詳しくない人でもわかるように解説していきたいと思います。
まず、大枠を話すと、ChatGPTはweb上にあるテキストデータを分析して、そこから質問に対する解答を作成しています。
例えるなら、テストに出てくる問題(=私達が与えるタスク)に、教科書を見ながら解答するという感じです。
ChatGPTは、私達が出すタスクに、webという膨大な教科書を見ながら解答しているのです。しかし、筆者自身もAI技術に精通しているわけではないので、一応ChatGPTにその仕組みを質問してみたところ、以下のような答えが返ってきました。
以下引用from ChatGPT
「ChatGPTは、人間のテキストを学習し、それに基づいて新しいテキストを生成する人工知能モデルです。それは、大量のテキストデータを使用して学習し、それに基づいて新しい文章を生成するために、深層学習のアルゴリズムを使用します。 具体的には、ChatGPTは、「Transformer」と呼ばれる技術を使用して、言語のパターンを学習します。これは、言語の中で単語がどのように相互関係にあるかを理解するために、大量のテキストデータを分析します。そして、これらの学習結果を使用して、新しい文章を生成します。』
ChatGPTが検索エンジンに導入されることで起こること
結論
簡単にいうと、Microsoft社はChatGPTというカードを切ってGoogleに独占されている検索エンジンシェアを奪取しようとしているようです。
ChatGPTはGoogle検索に勝てるのか
以上で解説してきたように、ChatGPTは条件さえ整えばかなりの威力を発揮します。
そのことから、ChatGPTを開発したOpenAIに多額の出資をしてきたMicrosoft社は、当社が所有及び運営する検索エンジン『Bing』になんらかの形で搭載することを検討しているようです。
既にGoogleChromeでは拡張機能で検索ワードをChatGPTに入力した場合の解答も表示できるものがありますが、Microsoft社がより高度な導入を行えば、現在検索エンジンの世界の世界シェアで9割以上を誇るGoogleの地位が揺らぐときが来るかもしれません。
事実、Google幹部はChatGPTの登場を見て社内に「Code: red ( 非常事態)」を宣言したとの報道がありました。
実際にどのような形で導入されるかはまだわからないものの、今まで何度も革新的なサービスを生み出してきたMicrosoft社とだけあって、期待は大きいですよね。
Googleは既にChatGPTの対抗馬を開発中?
とはいえ、そのGoogleも出資する企業からChatGPTの対抗馬になり得る超高性能AIを来年にも公開予定であり、その性能はChatGPTの3倍にもなるとの声もあります。
このような超ハイペースのAI開発競争を見ていると、既存の価値観が音を立てて崩れていくのを目の当たりにしているような気がしてしまいます。
「Keep your eyes on AI」
GoogleがChatGPTの3倍強力なAIを開発予定?(他サイトの記事へ遷移します)
ChatGPTだけじゃない!高性能AI 3選
ChatGPT以外にも、以前から起業ログで紹介している高精度なAIを紹介していきます。既にSaaSとして製品化され、様々な企業に導入されているものもあるので是非チェックしてみてください。(クリックすると起業ログの別記事に遷移します)
AI-OCR
OCR(Optical Character Reader)とは、文書のテキスト部分を文字情報として抜き出しデータとして活用する技術です。
紙の文書や手書き資料をスキャンし、その画像データからテキストデータを抜き出します。その中でもAI-OCRとは、テキストデータを抜き出す際の処理にAI技術を活用し、より精巧・正確に処理を行えるOCRシステムです。
AI-OCRは従来のOCRよりも文字認識率が高い、異なるフォーマットへの流用が簡単などのメリットがあります。これまでの紙媒体の帳簿データをデジタル化できるため、幅広いシーンで活用されています。
関連記事
【最新比較】ラクになるおすすめのAI-OCR19選を徹底解説!
AI-OCRは、AI-Optical Character Readerの略で、AIを使って電子化された文章から手テキストを読み取ることができるサービスです。もともとOCRというサービスは存在しましたが、AIを導入して精度が向上しているため、最近導入する企業が急増しています。
RPA
RPAとは、「Robotic Process Automation」(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略で、簡単に言うとPCを使った単純作業や定型業務を自動化する技術のことです。
RPAにこれまで人が行っていた規則的な処理手順を登録すると、複数のシステムやアプリケーションにまたがる作業も品質を保ちながら瞬時に実行が可能です。日本では、2016年ごろから注目されはじめ、現在は大企業を中心に導入が進んでいます。
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RPAとは?単純作業を自動化できるRPAの導入メリットを解説!
人材不足や働き方改革で、事務作業や定型業務の自動化のため、近年導入する企業が増え益々注目されている「RPA」。 この記事では、RPAの基礎知識と、導入のメリット、具体的に置き換えられる業務や導入事例、その他の自動化ツールとの違いを徹底解説していきます!
Midjourney
Midjourney(ミッドジャーニー)とは、キーワードに合った画像を自動生成してくれるサービスです。SNSでも話題を集め、人気が高まっていますが、その凄さと人気の理由を下記の記事で解説しています。
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Midjourneyとは?話題の画像生成AIの使い方・初心者向けのコツも徹底解説!
Twitterにも連日多数の作品が投稿され「神絵が描ける!」「イラストレーターの仕事が無くなる!?」など大盛り上がりです。 この記事では、Midjourneyの始め方・使い方・上手く描くコツなどを徹底解説。 また、初心者には難しく感じる英語でのキーワードの書き方、気になる商用利用の規約、注意点や困ったときの解決法もわかりやすく紹介します。 自分もカッコイイ絵を描いてみたいけれどうまく使えない…とお悩みの方も、ぜひご参考ください。
まとめ
いかがでしたか?この記事ではChatGPTの概要や使い方について解説しましたが、もっとニッチな使いかたや面白い使い方を知りたい方はツイッターで検索すると、面白い使いかたをしている人がたくさんいるので是非チェックしてみてください。
(以下2023年2月17日追記) 有料版リリースについて
ChatGPTを運営するOpenAIは2023年2月2日、ChatGPTの有料版となる『ChatGPT Plus』を米国でリリースしました。利用料金は月額20ドル(¥2600)で、今後数週間で順次他国にも展開するそうです。起業ログでは、これからも最新の情報をお届けしていく予定ですので、是非会員登録してみてくださいね。
公式に発表されているサービス内容は以下の3つです。
・ピーク時でもChatGPTへの一般的なアクセス
・応答時間の短縮
・新機能と改善点への優先アクセス
とはいえ、公式HPには今後も無料サービスを続け、ユーザーからのフィードバックに基づいてさらなるサービス拡大をするとの記載があります。
もっと詳しい情報については、以下に記載した公式ページをチェックしてみてください。
起業ログ/人工知能に関連する記事
forbesjapan.com
2023.02.23
アップルが「AIチャットボット戦争」を静観している理由
先週、筆者はある記者から、Apple(アップル)がなぜ独自の人工知能(AI)プログラムを公開せず、Microsoft(マイクロソフト)とGoogle(グーグル)がしのぎを削る新たなAIバトルを静観しているのかを尋ねられた。
ここでは、アップルのAI開発の歴史に触れつつ、同社がなぜ独自のAI戦略を公開することに慎重になっているのかを分析してみたい。
歴史を振り返ると、アップルは1987年にすでにKnowledge Navigator(ナレッジナビゲーター)と呼ばれるAIアシスタントのコンセプト動画を発表し、1990年には、現代のAI分野のトップ研究者の1人に挙げられるカイフ・リー(李開復)の指揮下で重要な音声認識プロジェクトを開始した。彼の著書『AI Superpowers: China, Silicon Valley, and the New World Order』は、AI分野での中国の台頭を懸念する人にとって必読の書と言える。
もちろん、アップルの音声アシスタントの「Siri」は、洗練されたAIと高度な機械学習を用いて、話し言葉による質問に答えを出し、地図サービスである同社「マップ」の中核を担っている。しかし、筆者が話した記者が抱いた疑問は、アップルがなぜChatGPTのようなAIツールをリリースしないのかというものだ。
アップルはこれまで、その能力が実証されていない新たなテクノロジーを他社に先駆けて導入してこなかった。MP3プレイヤーを例にとると、アップルは多くの企業が使いにくいプロダクトを市場に投入した後に、iPodをデビューさせた。携帯用のデジタル音楽プレイヤーの市場があることはすでに証明されていたが、アップルはiPodという優れたプロダクトを完成させて初めて市場に参入したのだった。
それと同様に、アップルはスマートフォンを最初に市場に投入した企業ではなく、優れたエクスペリエンスを提供できるようになってから参入した。また、タブレット市場も最も初期のデバイスは1989年に登場していたが、このカテゴリーはアップルがiPadを投入するまでの間、低迷していた。
この事実を踏まえると、アップルが今、会話型AIツールの戦いに飛び込まないのは、マイクロソフトとグーグルに向けられた厳しい視線を考慮すると、妥当な判断だと考えられる。マイクロソフトが導入したChatGPTとグーグルのBardは、大きな可能性を秘めたプロダクトだが、まださまざまな欠点が指摘されている。
アップルは「社内のAIイベント」を開催
アップルが長年AIの研究を続け、多くの製品にそれを導入したことを考えると、彼らはすでに、独自のバージョンのChatGPTを有している可能性がある。しかし、そのプロダクトをいつ、どのようなかたちでアップルの独自の戦略の中にデビューさせるかに関しては、慎重に検討が重ねられている模様だ。
ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、2月19日付けのニュースレターで、アップルが先日、従業員向けのAIイベントを対面式で開催したと報じた。このイベントは、同社のAI戦略のアップデートを社内に周知させるもので、同社が一般公開に先立ち、社内でゴールを共有しておくことは、賢明な判断だと考えられる。
アップルのAI研究は何十年も前から行われており、同社がこの分野で遅れをとっていると考えるのは愚かなことだ。アップルが現在取り組んでいるAIテクノロジーは、競合他社と同等か、あるいはそれ以上のものになると筆者は考えている。
編集=上田裕資