一時預かりボランティアとは
生後1~3カ月の間は子犬・子猫の社会化期と呼ばれます。
この時期に様々な人や環境・生活音などたくさんの刺激を体験して,社会や家庭の中で暮らすルールを学んでいきます。
また同時に,人に対する信頼感や愛情を深めていき,共に暮らす楽しさも覚えていきます。
愛護センターに保護・収容されている子犬・子猫が,ボランティアの皆さんとの触れ合いを通じて,新しい家族のもとへ譲渡された際にスムーズに馴染めるように,たくさんの経験をすることを目的としています。
ボランティアの基本条件
(1) 犬や猫を室内飼育で愛情をもって適正に育ててくださる方
犬・猫にとっては人と一緒に暮すためのマナーを身につけたり経験を積む機会です。
可愛いからと甘やかすのではなく,例えばテーブルに乗るなどのいけない事はきちんと教えてあげなくてはいけません。
(2) 犬や猫の飼育経験がある方やこれから飼育予定のある方
様々な経験をしながら犬・猫を育てた方には,ぜひその経験を活かしていただければと思っています。
また,犬・猫と暮らした事は無いけれど興味のある方も登録していただけます。
(3) 預かりに関して家族または同居者全員の同意が得られている方
(4) 借家・集合住宅にお住いの方は契約書や同意書で飼養が承認されている事
(5) 日中は基本的に家にいて留守にする時間が少ない方
子犬・子猫は1日数回の食事と排泄のしつけの為,よく観察していただく必要があります。
(6) 移動手段として自家用車がある方
緊急時に車の移動が必要となる場合があります。
(7) 預かり中のフード代を自己負担していただける方
子犬・子猫それぞれに適した食事管理が必要です。
現在動物を飼養されている方は
飼養中の犬に必要なこと
- 狂犬病予防法においての登録・注射済標の交付および装着
- 予防接種を受けている
- フィラリア症の予防をしている
- 感染症にかかっていない
飼養中の猫に必要なこと
- 完全室内飼育をしている
- 予防接種を受けている
- 感染症にかかっていない
- 預かりの猫と分けて飼育できる
ボランティア登録方法および預かりまでの流れ
(1) センター窓口にて説明
預かり期間や対象の子犬・子猫についてなど,詳しく説明致します。
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(2) 面談と申請書の記入・提出
(1)の説明後に登録を希望される方には簡単な面談を行います。
その後に申請書をお渡ししますので,必要な添付書類などを添えて提出いただきます。
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(3) 職員により現地調査
飼育に適した環境かどうかなど,実際に飼育する場所にお伺い致します。
場合によっては登録を見合わせていただく場合もあります。
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(4) 登録
当センターでの子犬・子猫の収容状況などにより,登録後すぐに預かり実施になるとは限りません。
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(5) センター依頼により預かり実施
お電話でご連絡致します。曜日や日数,頭数についてはその時点でご相談させて頂きます。
●一時預かりボランティアの詳細に関するお問合せはお電話にて当センターまで。