ここ最近は、広島県では地方議会での様々な動きが新聞やテレビで取り上げられています。
河井夫妻による大規模買収事件は、その最たる事件ですが、広島県内のそれぞれの地方議会での慣例や取り組みにスポットが当たっています。
その1つが、「根回し」についてです。
市長や知事は、予算や条例を議会に諮る際に、事前に議会の有力者や最大会派等に、根回しをする事は大なり小なり行っていると思います。
問題は、根回しが当たり前になると肝心の議会での議論が、予定調和になってしまい、緊張感が失われることです。
信じられない事かもしれませんが、なかには質問原稿を行政の担当部署に作成させている事例もあると言われています。
コロナ禍だからこそ、議会でのこれまでの慣例や取り組みを見直して、未来志向の地方自治の実現のため、新たな方向を求めていくきっかけにしていきたいと思います。
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