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コロナ禍により日本の音楽業界、各地の交響楽団等のクラシックが影響を受けている。

もう1週間前に参加した講演会ですが、福山市の芸術文化ホ―ル「リ―デンローズ」の主催による「音楽の危機を考える」は、コロナ禍により日本の音楽業界、とりわけ各地の交響楽団等のクラシックがいかに影響を受けているか、また今後どのような事が起きうるのかを考える上で、とても重要な内容でした。
新型コロナウイルスによる影響については、スポーツ界については、メディアに取り上げられる事が比較的多いと感じますが、音楽業界、特にクラシックについては、あまり報じられる事がないと思います。
京都大学の岡田暁生教授によれは、ヨーロッパで誕生したクラシックは、第一次世界大戦で大きな影響を受けた結果、代わりに主役となったのがアメリカ🇺🇸のポピュラー音楽だったとの事です。
当時は、スペイン風が猛威をふるったこともあわせて、戦争とウイルスとの音楽の歴史的な関係についても、軽妙な関西弁で解説いただきました。
また、各地の文化ホ―ルの多くは、コロナ禍により予定されていたライブや演奏会等が軒並み中止になっており、厳しい状況に置かれています。
あらゆる業界・分野がコロナの影響を受けている中、文化芸術については、普段の生活に直接関わりがない事もあるのか、その実態に関心が薄かったことに気付かされました。
京都大学の岡田教授は、2年前のコロナウイルス感染拡大時に、本を緊急出版されていますが、今後の備後圏域や福山市の芸術文化を築いていくために、何が必要なのか勉強したいと思います。


 

 

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