【読売新聞】
2023/02/11
江戸時代の将軍家や大名家の 末裔 が一堂に会するシンポジウム「将軍・殿様サミット」が3月6日、東京都文京区の文京シビックセンターで開かれる。主催する区が来場者を募集している。
徳川宗家の19代当主で、徳川記念財団理事長の徳川家広さん、水戸藩徳川家の15代当主・徳川斉正さんのほか、区内に藩邸などを置いた福山藩・阿部家や結城藩・水野家の当主2人も参加。それぞれの家の歴史や現在の活動、当主同士の交流について語り合う。
江戸幕府の「昌平坂学問所」(湯島聖堂)がある文京区では11月、江戸時代の藩校ゆかりの地で開催されている「全国藩校サミット」の第20回大会を控えており、区が関連イベントとして企画した。
区アカデミー推進課の矢島孝幸課長は「普段はうかがえない当主の生活を知ることができる機会を楽しんでほしい」と話している。
事前予約制。応募できるのは区民と区内在勤、在学者で定員300人。無料。9日までに往復はがきか電子申請で申し込む。