【カンテレ】
2023.06月28日
兵庫県加西市は、職員の公務での移動に「電動キックボード」を使う実証実験を始めました。
28日、加西市役所に設置されたのは電動キックボード2台です。
【加西市職員】
(Q今からどちらへ?)
「地域交流センターに向かいます」
実証実験では半径2キロ圏内の公務の移動で、職員が電動キックボードを利用できます。
7月1日からの法改正で、“最高時速20キロ以下”などの基準を満たす電動キックボードについては、16歳以上なら免許なしで運転できるように規制が緩和されます。
加西市の実証実験では、事前の安全確認テストに合格した職員に限り、利用を認めるということです。
【加西市職員】
(Q乗りごごちは?)
「この季節すごい気持ちいいですね。市役所の近隣に足を運ぶにはすごく便利だと思います」
加西市では職員の移動に車を使うことが多く、電動キックボードの導入により低炭素化などSDGsへの貢献も目指しています。
【加西市人口増政策課 垣谷直宏さん】
「ニーズを分析して今後活用見込めるようであれば展開できたら」
実証実験は7月末まで行われます。