今こそ私たちは、エネルギーを大量に消費する現代の生活スタイルを改め環境に優しいエコな暮らしに切り替える必要があります。カーボンニュートラルな未来へ、今できることから始めましょう!
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問い合わせ
環境総務課084-928-1071
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ID
299832
地球温暖化による影響は
確実に進行しています
1年の平均気温
1982年と2022年比
(広島県:+1.5℃)
福山の年平均気温は約40年前(1982年)の14.5℃に対し、昨年は16.2℃と、体感的にも温暖化を感じるようになりました。こうした気候変動により動植物の生態系にも影響が出始めています。
真夏の日数
(最高気温30℃以上)
1982年と2022年比
(広島県:46日増)
だから今、ゼロカーボンシティ宣言!
2050年までに温室効果ガス
排出量を実質ゼロにする!長期目標
- カーボンニュートラルって?
- 温室効果ガスの排出量から吸収量を差し引いた合計を全体としてゼロとするというものです。
CO2の排出量を減らし、
美しい自然環境を守りましょう!
私たちの暮らしに欠かせない自動車や電化製品。CO2などの温室効果ガスは、それらを使用することで排出されます。逆に森林や植物・海藻など豊かな自然環境がCO2を吸収します。カーボンニュートラルという取り組みによって、社会活動全体で排出量と吸収量をプラスマイナスゼロにしていきましょう。
ゼロカーボンシティ宣言がめざすエコなまちづくりのために私たち一人ひとりが取り組めること、それを推進する市の活動や制度を紹介します
- エコ通勤「ベスト運動」
- ゼロカーボン・ドライブ
※太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使って発電した電力と、電気自動車などを活用した走行時のCO2排出量がゼロのドライブ
植林やごみ拾いなどの活動
豊かな自然を守ろう!
ごみ拾い活動で環境保全
本市では快適な街をめざして、市民・事業者・行政が一体となって芦田川一斉清掃や「福山 Clean up プロジェクト」などの環境美化活動を行い、市内の環境保全に努めています。
- 今持っている服を長く大切に着る
- 長く着られる服、環境に配慮した服をじっくり選ぶ
- 脱炭素型の製品・サービスの選択
※簡易包装のものを選ぶなど、作る・使う・捨てるとき、資源とエネルギーが少ないものを選択
「脱プラ」の取り組み
使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らすマイバッグ、マイボトルなどを使う
- 修理や補修をする
- フリマ・シェアリング
- ごみの分別処理
※3RとはReduce(ごみを減らす)Reuse(再使用する)Recycle(再生利用する)を表す3つのRの総称
リサイクルプラザでの取り組み
リサイクルプラザはごみの減量やリサイクルなど、環境に関することを学べる場所です。使われなくなった子ども用品や余っている食品などの回収の他、古紙や小型家電の拠点回収も行っています。
子どもの成長とともに使われなくなった子育て用品を回収し、必要としている人に渡しています。子ども服や絵本、ベビーカーなどが不用な場合は提供してください。
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場所
箕沖町107番地2084-954-2619
開館時間/9時00分から17時00分 休館日/月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
食べ残さない、買いすぎない
食事を食べ残さない食材の買い物や保存などでの食品ロス削減の工夫
- 旬の食材、地元の食材で作った菜食を取り入れた健康的な食生活
- 生ごみは自宅でコンポスト※堆肥にする
リサイクルプラザでの取り組み
食品ロスを削減するため、家庭で余っている食べ物をリサイクルプラザで集めています。集まった食品は社会福祉協議会を通じて必要な人や団体に渡しています。
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場所
箕沖町107番地2084-954-2619
開館時間/9時00分から17時00分 休館日/月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
太陽光パネルの設置
福山エリアは太陽光パネル設置に適した地域
- ZEH(ゼッチ)※の導入
- 省エネリフォーム(窓や壁などの断熱リフォーム)
- 蓄電池(車載の蓄電池)・蓄エネ給湯器の導入・設置
- 暮らしに木を取り入れる
ZEH(ゼッチ)※って?
Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、高い断熱性能をベースに太陽光発電などの設備でエネルギーを創出。省エネ設備などでエネルギーを効率的に使うことでエネルギーの収支ゼロをめざす住まいのことです。
未来に向けてエコな
暮らしを選択しよう!
温室効果ガスを排出しない太陽光などの
再生可能エネルギーへ転換を!
省エネ家電への買い替え
積極的に選んで買い替えよう
再エネ電気への切り替え
環境に優しい電気を使おう
- 宅配サービスをできるだけ1回で受け取る
- LEDライトへの切り替え
- 節電
- 節水
- クールビズ・ウォームビズ
- クールシェア※みんなで1つの場所に集まり、涼しさを共有する取り組み
街ぐるみで楽しく節電ライトダウンイベント
7月7日はクールアース・デー。家庭や職場でライトダウンを行い、天の川を見ながら地球環境の大切さを再確認しましょう。
省エネ家電買い替え支援事業
省エネ性能の高い家庭用のエアコン・冷蔵庫への買い替え費用を補助するものです。対象については市ホームページをご確認ください。
- 補助金額
- 15万円を超える場合➡5万円
10万円を超え、15万円以下➡3万円
5万円を超え、10万円以下➡1万円
※1世帯当たり1品目につき申請は1回限り(エアコン、冷蔵庫それぞれで申請可能)
- 実施期間
- 2023年8月31日(木曜日)まで
※予算の上限に達し次第終了します
枝広市長の今月のひとこと
皆さんはSDGsと聞いて「なんだか難しそう」と思っていませんか。私たちの生活の中でもマイバッグの持参やごみの分別など既に取り組んでいることがたくさんあります。
先日、福山市は「SDGs未来都市」に選定されました。これはSDGsの達成に向けて優れた取り組みを提案した都市を国が選定するものです。これからも新たな価値を創造する持続可能なまちの実現をめざしてまいります。
SDGsの全17の目標の中には「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」というものがあります。本市では「第二次福山市環境基本計画」において、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進しています。今年2月には2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。再エネ設備等に対する補助制度を実施するとともに、カーボンニュートラルポートの形成を国・県や経済界と連携しながら進めてまいります。