【ロイター】
2023年10月14日
[13日 ロイター] – イスラエルがイスラム組織ハマスへの報復としてパレスチナ自治区ガザへの攻撃を強化する中、世界各地でパレスチナを支持する大規模なデモが開催された。
ハマスによるイスラエル攻撃を巡っては、西側各国政府を中心にイスラエルへの強い支持と同情が寄せられている一方、イスラエルの対応は特にアラブやイスラム諸国の怒りを呼んでいる。
トルコではモスクの前に群衆が集まり、イスラエルへの反感を表明するとともにハマスを称えた。
ヨルダン川西岸のナブルスでは、若者らが路上で火を放ち、イスラエル軍と衝突した。
イタリアのローマでは巨大なパレスチナ旗を掲げた抗議デモが行われたほか、デンマークなどでもデモが行われ、一部参加者が警察に拘束される事態となっている。
ドイツとフランスは親パレスチナのデモを禁止している。複数の西側諸国は、デモが暴力行為につながることを恐れ、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)やユダヤ人学校の警備を強化した。
ハマスはイスラエルによるガザ攻撃に抗議するデモを呼びかけている。