【maidonanews】
2024.01.15
販売されている「簡易トイレ」には、「凝固剤」が同梱されています。けれども、購入している方も数に限りがあります。また、備蓄していたけれど、いろいろあって使用できないという方もいらっしゃるでしょう。そのような時は、凝固剤の代わりに「新聞紙」を細かくちぎれば代用できます。けれども、その「新聞もない…」という場合は「おがくずやシュレッダーゴミ」も使えると、警視庁災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)で紹介しています。
新聞紙がなくても代わりになるものはいろいろある
「凝固剤」の代わりになる「新聞紙」の代わりになるもの…、は意外と周りにいろいろあるようです。工夫次第で簡易トイレに使えるものは、
・がれきの撤去で木材を処理する時に出るおがくず
・オフィスのシュレッダーゴミ
などがあります。そういえば、おがくずを活用した「バイオトイレ」というトイレもありますね。おがくずを溜められる方はぜひ活用してみてください。
リプライでは「コーヒー殻」「ペット用トイレシート」「大人用おむつ」なども提案
同投稿のリプライでは、代用品として「コーヒー殻」「ペット用トイレシート」「大人用おむつ」なども提案されています。「コーヒー殻」はにおい対策にもなるそう。また、消臭には「重曹」もおすすめのようです。
排泄のガマンは体調を崩す原因にも…備蓄品として「簡易トイレ」のご用意を
能登半島地震の被害が広がる中、災害用の備蓄品を見直す方が増えています。「水」や「食料」と一緒に「簡易トイレ」も用意するようにしましょう。排泄は災害時でも必ず訪れる生理現象です。「トイレが使えない」→「排泄をガマンするために水分を控える」→「体調が悪化する」といった悪循環に陥る原因になると、「災害時のトイレ、どうする?」(国土交通省作成)にも掲載されています。どのような備えが必要なのか、今一度考えてみましょう。
▽出典:
・国土交通省 水管理・国土保全局下水道部/災害時のトイレ、どうする?
https://www.mlit.go.jp/common/001180224.pdf
・警視庁災害対策課公式X
https://twitter.com/MPD_bousai/status/1744965239001726979/photo/2