【yomuno】
2024年06月03日
こんにちは、スーパー青果部歴10年、ヨムーノライターの青髪のテツです。
野菜といえば新玉ねぎや新じゃがいもなどの「新」がつく野菜が出回りますよね。
そんな新じゃがいもですが、カビが生えやすかったり、変色しやすかったりと普通のじゃがいもと比べると、傷みやすいという弱点があります。
しかし、正しい方法で保存することで、鮮度劣化を遅らせることができるんです。そこで、「新じゃがいもの正しい保存方法」を紹介します。
新じゃがいもは、普通のじゃがいもと同じ保存方法でOK?
春野菜はみずみずしくサラダに向くものが多くあり、さらに、苦味があって天ぷらにすると美味しい山菜も出回りますよね。皆さんはどの春野菜をよく食べますか?
今回はその中でも、特に人気のある「新じゃがいも」を取り上げます。新じゃがいもは皮が薄いので皮ごと食べられるという特徴がある、春しか出回らない野菜です。
みずみずしいがゆえに普通のじゃがいもと異なり、「冷暗所に置いておけばOK」ではありません。詳しくみてみましょう!
新じゃがいもの正しい保存方法
新じゃがいもは日光や蛍光灯の光に反応して、皮が緑色に変色してしまいます。
なので、保存するときはなるべく光に当たらないようにする必要があります。
また新じゃがいもは、普通のじゃがいもとは違って長期保存が苦手で、保存状態が悪いと傷んでしまいます。あたたかくなってくるこれからの時期は、野菜室での保存をおすすめします。
ここでは正しい保存方法を紹介します。
1.新じゃがいもを新聞紙かキッチンペーパーで包む
2.保存袋に入れる
3.冷蔵庫の「野菜室」で保存する
この方法で保存したじゃがいもの保存期間の目安は、およそ約2週間です。
新じゃがいもの元の状態によって、保存期間は変わってきますので、なるべく早めに使い切ってくださいね。
よくある疑問:緑色に変色した新じゃがいも、食べていい?
よくお客様から「緑色に変色した新じゃがいもは、食べてもいいの?」と聞かれることがあります。
結論から書くと、緑色に変色した新じゃがいもやじゃがいもは「ソラニン」や「チャコニン」という毒素が含まれていますので、絶対に食べてはいけません!!
私は緑っぽくなっていたら、お店でも家でも、すぐに廃棄するようにしています。
保存方法を工夫し、かつ変色する前に早めに食べきるようにしましょう。
新じゃがいもの正しい保存方法まとめ
今回は「新じゃがいもの正しい保存方法」を紹介しました。
ぜひ今回紹介した保存方法を使って、今が旬の新じゃがいもを無駄なく食べ切っていただけると嬉しいです。