枝広市政3期目スタート
去る8月11日の市長選挙において、多くの市民の皆さんから負託をいただき、3期目の市政を担わせていただくこととなりました。
本市においては、20年後に高齢者人口がピークを迎えることが予測されています。進行する若者の流出や少子化に今ブレーキをかけなければ、この先、産業や社会保障、まちづくりなどさまざまな分野において支え手が不足し、都市の活力の維持がますます困難になっていきます。
こうした認識に立って、これまでさまざまな施策に取り組んでまいりましたが、選挙戦を通して、市民の皆さんから改めて福山をさらに発展させてほしいという期待の声を数多くいただきました。また「子育て支援をさらに充実してほしい」、「高齢者が地域で安心して暮らせるようにしてほしい」、「地域の活力を取り戻してほしい」といった声も多くいただきました。これらにしっかり応え「少子化対策・子育て支援の充実や高齢者の生きがいづくり」、「人々が集い、交流する地域の拠点づくり」、そして「都市の発展を支える基盤づくり」に一層注力していきます。
備後の中核都市福山のさらなる発展のため「スピード感・情報発信・連携」を市政運営の基本に、「子どもと若者に希望を、暮らしに安心を、経済に活力を」との思いを込め、新たな「5つの挑戦」に全力で取り組んでまいります。
福山市長 枝広 直幹
新たな5つの挑戦
~子どもと若者に希望を、暮らしに安心を、経済に活力を~
挑戦1 希望の子育てと安心の医療・福祉の実現
・ネウボラセンターの創設
・第2子以降の保育料無償化
・未婚化・晩婚化への対応としての企業の働き方改革推進
・福山市民病院における周産期医療などの機能強化
・民間活力を活用した介護予防事業「ふくやまSHINKAプロジェクト」の実施
・高齢者の補聴器購入助成
・ごみ出し支援など高齢者の生活支援強化 など
挑戦2 都市の活力・地域の魅力の向上
・松永駅・神辺駅周辺のにぎわい再生
・アリストぬまくまの再整備
・鞆の浦しおまち海道サイクリングロードのナショナルルート指定に向けた取り組み
・漁業による地域振興
・北部でのかわまち広場の整備
・旧合併地域を中心とした第2弾となる車座トークの実施
・神辺水呑線高架道路、福山道路の未事業化区間、今津高西線の新規事業化や福山西環状線、
国道486号(新市工区)など幹線道路の整備促進
・福山駅前広場整備基本計画の策定
・世界バラ会議福山大会本番に向けた準備の加速 など
挑戦3 地域経済の活性化と防災力の向上
・グリーンな企業プラットフォームの取り組みを加速するための実践グループの立ち上げ支援
・エフピコRiMの更なる利活用
・新たな産業用地の確保
・福山港内港地区の埋め立ての早期事業化に向けた国・県との連携
・蔵王地区の雨水幹線とポンプ場の整備など浸水対策の推進
・実効性ある受援計画の策定などによる大規模地震への備えの強化 など
挑戦4 未来を支える人材の育成
・小中学校の屋内運動場の空調設備整備
・(仮称)子ども未来館の整備
・福山市立大学情報工学部の開設
・若者のチャレンジを応援するふくやま未来大賞の創設 など
挑戦5 歴史・文化、スポーツのまちづくり
・福山城の伏見櫓・筋鉄御門、吉備津神社本殿、沼名前神社能舞台の国宝化
・地域の資源を本市の文化財として登録・顕彰する制度の創設
・芦田川河川敷の公共用地を活用した気軽にスポーツができる環境整備 など
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