
水道水の安全性《有機フッ素化合物(PFAS)について》
有機フッ素化合物(PFAS)の中でも、PFOS・PFOAは健康影響の懸念から、暫定目標値が PFOSとPFOAの合算値50 ng/L以下※と定められています。
※1ng/L(ナノグラム・パー・リットル)とは、水1リットル中に10億分の1グラムのことであり、東京ドーム1つ分の容積の水(120万m3)に1.2gが含まれている時の濃度です。
福山市の水道水に関するPFOS・PFOAの検査結果は…?
測定結果は福山市上下水道局HP「水道水におけるPFASについて(https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/jougesui/344380.htmll)」でも発信しております。
現在および今後の対応
福山市上下水道局では、最新の知見に基づく対応がとれるよう、日本水道協会の検討会や国立保健医療科学院※と連携し、情報収集に努めています。国等から新たな見解や対応が示された場合には、速やかに対応する体制としていますので、安心して水道水を使用してください。
※保健、医療、福祉に関係する職員などの教育訓練や、それらに関連する調査及び研究を行う国の機関
PFOS・PFOAとは…?
PFASは、有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物の総称であり、1万種類以上の物質があるとされています。 PFASの中には撥水・撥油性、熱・化学的安定性等の物性を示すものがあり、そのような物質は、撥水・撥油剤、界面活性剤、半導体用反射防止剤等の幅広い用途で使用されています。
このPFASの中でも、とくにPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)・PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、分解されにくく、自然界に蓄積されやすいという性質があることから健康への影響が懸念されています。そのため2009年以降、国際的に規制が進み、現在では日本を含む多くの国で製造・輸入等が禁止されています。
関連資料:
環境省 リーフレット(2024年8月版) [PDFファイル/634KB]
環境省 有機フッ素化合物(PFAS)についてhttps://www.env.go.jp/water/pfas.html
環境省 水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査の結果について(水道事業及び水道用水供給事業分)https://www.env.go.jp/press/press_04025.html
このページに関するお問い合わせ先
福山市上下水道局施設部水質管理センター
Tel:084-955-1144