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高齢者の皆さんへ「お薬相談通知書」を送っています

2025年9月1日更新
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高齢者の皆さんへ「お薬相談通知書」を送っています

 福山市国民健康保険、または、広島県後期高齢者医療保険の被保険者のうち、要介護3・4・5の認定を受けていない65歳以上の方で、次に該当する方へ「お薬相談通知書」をお送りしています。

  • 複数の医療機関から、6種類以上の薬を月14日以上処方されている方
  • 複数の医療機関から、同一成分の薬を処方されている方

服用するお薬が増えると?

高齢になると複数の病気を抱える方が多く、服用する薬も多くなることがあります。服用する薬が6種類以上になると、副作用を起こす人が増えることが分かっています。
副作用の症状は、めまいやふらつき、胃腸の不調など様々です。

ポリファーマシー(多剤併用)の影響

多くの薬を同時に使うと、薬同士が悪い影響を与えることがあります。その結果、症状が悪化したり、めまいによる転倒や骨折、物忘れ等、日常生活に支障をきたしたり、きちんと薬が飲めなくなったりと、新たな問題が起こる可能性があります。ポリファーマシーの解消は、フレイル予防にもつながります。

お薬を見直すメリット

  • 不要な薬を減らすことで、副作用のリスクが減り、ポリファーマシーの予防にもつながります。
  • 薬の数が少なくなると、飲み忘れや間違いも減り、管理が容易になります。
  • 薬局で払う薬代も安くなることがあります。

「お薬相談通知書」が届いたら?

「お薬相談通知書」を受け取られた方は、内容をご確認いただき、薬局へご相談ください。
薬剤師が、同じ成分の薬や飲み合わせの悪い薬が処方されていないかなど、確認をお手伝いします。薬剤師は薬の専門家です。薬の服用方法や副作用について相談してみましょう。また、必要であれば、医師に処方内容の確認等を行います。
治療上、薬の変更が難しい方は、副作用がでていないかなど、主治医や薬剤師に確認してもらいましょう。

お薬手帳を活用しましょう

医療機関を受診する際や薬局に行く際には、お薬手帳を携帯しましょう。普段使用している薬や薬に関する情報を正しく知ることで、副作用の予防などにつながります。
お薬手帳は薬局や医療機関ごとに分けずに、1冊にまとめて、自分の病気と薬をすべて把握してもらいましょう。

お薬手帳

このページに関するお問い合わせ先

お薬相談通知書に関するコールセンター
Tel:0120-011-589
(※祝日を除く月~金曜日 10時00分~17時00分)

 

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