大雨のシーズンを迎える前に、ハザードマップなどを活用して備えをしておきましょう。避難先での新型コロナウイルス感染症対策についても掲載しています。
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- 危機管理防災課(084-928-1228)
- ID
- 225246
自分や大切な人の命を守るために
災害対策は事前の備えが大切です
梅雨や台風の季節の前に災害時の備えを
近年、大雨による災害が長期化・巨大化するケースが増えています。いざというときに素早く避難行動ができるよう普段からの備えが必要です。梅雨や台風が発生するシーズンを迎える前に、避難先や避難方法、非常時持ち出し品・備蓄品の有無、災害発生時の情報収集手段などを確認しておきましょう。
新ハザードマップを作成しました
災害発生時に危険と思われる区域や災害時の避難場所などを地図にまとめたハザードマップを新たに作成しました。普段から自宅や自宅周辺、勤務地などの区域にどのような災害発生の恐れがあるのかを確認しておきましょう。
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新しくなったポイント
これまでの10から100年に一度の降雨量から、1000年以上に一度の降雨量を想定したものに変更しました
区域外への避難が必要となる「家屋倒壊等氾濫想定区域」を新たに表示しました
車で避難するときの目安となる範囲を「高台等避難適地」として表示しました
分割版を市ホームページに掲載
より細かい区域に分割したハザードマップを市ホームページからダウンロードできます。
ハザードマップの使い方を市公式ユーチューブで確認できます
情報面も活用してください
ハザードマップには災害時の備えや避難行動、情報の確認先などを掲載しています。事前に確認してください。
ハザードマップを使って
避難行動・避難先を確認
自宅や周辺の区域にどのような災害発生の恐れがあるかを確認しましょう。
一つでも該当する場合は、具体的な避難行動も検討してください。
ハザードマップ(地図面)を見て、自宅や周辺を確認しましょう
土砂災害の危険がないかを確認
崖が崩れたり、土石流が流れ込んだりする恐れがある区域
洪水の危険がないかを確認
一つでも該当する場合は
安全な場所への移動が必要です
自宅にいると被災する恐れがあります
避難経路などが浸水する前に立ち退き避難(水平避難)をしましょう
水平避難
自宅などから避難場所や親戚・知人宅など安全な場所へ移動すること
自宅周辺が浸水している場合や雨が強く屋外へ出ることが危険な場合は、屋外へ移動せず、自宅の上層階などへの移動(垂直避難)をしましょう
該当しない場合は
自宅で安全を確保しましょう
不要不急の外出は控え、災害の危険がなくなるまで気象・避難情報に注意してください
マンションやアパートの高層階が自宅の場合は停電の恐れがあるため、電気設備などの設置箇所を事前に確認しておきましょう
浸水で外に出られない場合に備え、十分な備蓄品を準備しておきましょう(最低3日分)
ハザードマップに示した危険区域外にも被害が及ぶ可能性があります
避難先について考えましょう
どこに避難する?
避難場所(切迫した災害の危険から命を守るために避難する場所)
全ての避難場所を開設するわけではありません。避難場所混雑状況配信サービスなどで必ず開設状況を確認してください。
高台等避難適地
避難経路などが浸水する前に早めに安全な場所へ避難しましょう。
親戚・知人宅など
ハザードマップ(地図面)を見て、避難先に洪水や土砂災害の恐れがないかを確認しましょう。
どうやって避難する?
徒歩での避難時の注意点
長靴は水が入るので運動靴で避難しましょう
避難経路は高い場所にある道路を選びましょう
用水路やマンホールなどにも注意しましょう
※水の深さが膝より高い場合は歩行が困難です
車での避難時の注意点
浸水想定区域では車も浸水します。早めの避難を検討してください
いつ避難する?
次の図を参考に、台風や大雨の恐れがある場合、どのタイミングでどのような行動をとればいいのかを確認しましょう。
※災害対策基本法の改正により、避難情報の名称が変わりました(詳しくは市ホームページに掲載しています)。
家庭でできる災害対策
貴重品や衣類・非常用食料・懐中電灯・ラジオ・携帯電話の充電器、マスクなど非常時持ち出し品を準備する(ハザードマップに非常時持ち出し品などのチェックリストを掲載しています)
家族などとの連絡方法を確認する
災害時の情報収集手段を確認する
福山市メール配信サービス
避難情報などの防災情報を地域別に配信します。
避難場所の混雑状況配信サービス
スマートフォンなどを使って、避難場所の開設・混雑状況、現在地から最寄りの避難場所への移動経路を地域ごとに確認できます(詳しくはハザードマップに掲載しています)。
避難先での新型コロナウイルス感染症対策
市が開設する避難場所では、新型コロナウイルス感染症対策を行っています。災害発生時はためらわず避難してください。また次のことに協力してください。
- 避難場所
- 切迫した災害の危険から命を守るために緊急一時的に避難する場所
- 避難所
- 被災者が一定期間生活する場所
避難時の注意点
分散避難をお願いします
避難時は「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けるため、避難場所の他、できるだけ「高台等避難適地」「親戚・知人宅への避難」などを事前に検討してください
持参するもの
マスクを着用し、非常時持ち出し品などと一緒に、できるだけ体温計・スリッパを持参してください
地域での避難場所の自主開設について
自主開設を予定している避難場所で十分な感染症対策が実施できない場合は、できるだけ市が開設する避難場所への避難をお願いします
市が開設する避難場所での対応を参考に、可能な範囲で感染防止対策を実施してください
もし体調不良の人がいる場合は、別室へ移動してもらうなど、他の人と距離を取った後、積極ガードダイヤル(受診・相談センター)(084-928-1350・24時間)などへ相談してください
市が開設する避難場所での対応について
本市が開設する避難場所では、次の感染症対策を実施します。また避難者同士が約2メートルの間隔を取れるよう、状況に応じて近くの避難場所を追加で開設します。
- 検温、健康チェックシートによる聞き取り
- 手洗い、咳エチケットなどの徹底(避難者・職員など)
- 検温など避難者の健康チェック
- 入退室時の手洗い(手指消毒)
- マスク着用など咳エチケット
- 定期的に室内の十分な換気
- 避難スペースの拡充(避難者同士の間隔を2メートル以上空ける)
- 共有部分(ドアノブなど)の定期的な清掃・消毒
- 避難者名簿の作成(感染経路の把握に備え)
- 発熱、咳などの症状が出た場合は、速やかに職員に申し出てもらい、対策本部や保健所と連携して対応
- 専用のスペースやトイレを確保し、一般避難者とはゾーン、動線を分ける
- 症状がある人同士をやむを得ず同室にする場合、間仕切りなどで区切る