【TSS】
2023.3.7
旅立ちの春、学校再編で今月末に閉校する福山市の中学校で7日、最後の卒業式が行われました。
福山市山野町にある山野中学校。
保護者や先生たちが見守る中、卒業生5人が入場しました。
生徒数の減少による学校再編に伴い、山野中学校は今年度末に76年の歴史に幕を下ろし、広瀬中学校と加茂中学校と再編されます。
そんな中で行われた最後の卒業式、この学校で一緒に校歌を歌うのも最後です。
卒業生らは紙すきして作った卒業証書を山口校長から受け取ると、卒業生を代表して武内さんが檀上に上がりました。
(卒業生代表・武内いすづさん)
「二年生の春に修学旅行で行った鹿児島、コロナ禍でギリギリまで行けるか分からなかったので、行けると決まった時はとても喜んだのを今でも覚えています。母校がなくなってしまうのは寂しいけれど、ここで過ごした9年間はずっと忘れません」
式の後、生徒、保護者、先生のみんなで記念写真を撮りました。
(卒業生)
「中学校よりもっと成長できるような高校生活ができたらいい。高校はサークルが一番楽しみです」
「みんなで休憩時間にお話できたりしたことがうれしかったです。(高校では)いっぱい友達作れるように頑張りたいです」
旅立ちの春・・・、福山市では8日、多くの中学校で卒業式が行われます。