
10月22日から2日間の日程で、開催された第30回清渓セミナーに、実行委員会の幹事として参加しました。
超党派の議員セミナーとして開催されていますが、今回は30回の節目となるセミナーでした。
全国の市町村議会から、オンラインを含めて120名を超える議員の皆さんが参加して行われました。
介護保険、少子化対策、教育改革、地方創生、防災、平和行政と6つのテ―マについて、第一線でご活躍されている方々を講師にお迎えして行われましたが、今回も充実した内容でした。
今年は、戦後80年の節目ですが、広島市と長崎市に原子爆弾が投下されて80年を迎えた重要な年です。
実行委員会から、平和行政をテ―マにしたいとの提案を受けて、広島市長で全国市長会長の松井一実さんと昨年にノ―ベル平和賞を受賞された日本被団協の箕牧智之さんをお迎えして、記念対話を行うことになり、実行委員会委員長代行の寺岡公章大竹市議と私が担当をさせていただきました。
箕牧さんはた昨年のノ―ベル平和賞受賞以来、国内外から講演依頼が重なっていることもあり、体調不良で当日は不参加となりましたが、ドキュメンタリー番組の動画を送っていただき、あらためて諦めずに続けてこられた長年に渡る運動の姿を鮮明に感じ入る内容でした。
松井一実広島市長の講演と対話については、これから広島市が国際平和を推進する都市として、平和文化を国内外に拡げていくための理念や取り組みについて、丁寧に想いを込めてお話をいただきました。
核軍縮への人道的なアプローチとして、被爆者の体験を国際政治の場において、伝え続けている事が近年外交交渉の具体的な協議の場においても、反映されつつあることや、平和首長会議による都市間外交の展開、またピ―スツ―リズムの普及など、平和文化を国内外に拡げている広島市の平和行政について、熱く話していただきました。
担当者として、戦後80周年企画を約一年かけて取り組んできただけに、ホッと一息です。
会場の日本青年館には、私の地元出身で青年団運動の生みの親である山本瀧之助の胸像が置かれています。
セミナーを無事終えた後、その胸像に一礼をして帰路につきました。
ご協力をいただいた実行委員会の皆さんや事務局を担っていただいている日本青年館の皆さん、そしてご参加いただいた皆様に心から感謝を申し上げます🌈