福山市の高校で農作物の活用方法を学ぼうと、生徒が老舗の和菓子店と一緒に開発した「ブドウのお菓子」が完成しました。

福山市にある県立沼南高校で開発されたのは「クッキーサンド」や「マドレーヌ」など、校内で栽培されたブドウを使ったお菓子です。

農業に特化した園芸デザイン科のある沼南高校では授業の一環でブドウを栽培していて、農産物を有効活用する方法を学ぼうと、地元の和菓子店と協力してブドウ商品の開発に取り組んでいます。
14日は完成した商品が校内で販売され、生徒や教職員たちが買い求めていました。

【生徒は】
「やっぱり嬉しい気持ちです。頑張って作ってきたものがこんな風に色々なものに作られていく姿を見て、本当に嬉しいと思ってます」

沼南高校では市内のワイナリーとともに校内産のブドウを使ったワインの製造にも取り組んでいて、完成したワインは今月23日から市内にある道の駅などで販売される予定です。