明王院を愛する会-HP
明王院とは
807年(大同2年)、弘法大師の開基と伝えられ、本堂は全体に和様、細部には唐様を用いた折衷様式で、この様式としては現存する最古の建物です。五重塔は、全国の国宝塔の中でも5番目の古さを持つ美しい塔で、本堂と共に国宝に指定されています。
「明王院を愛する会」とは
「明王院を愛する会」が立ち上がったきっかけは、平成24年11月に広島県東部の福山市を流れる1級河川芦田川の西側地区、すなわち川西地区に「草戸・川西歴史街道」を設立し、同時に「草戸の歴史を愛する会」を立ち上げ、芦田川西側地区の歴史の保存と同時に全国にその魅力を発信する活動を始めたことでした。
この活動の際に、同街道にある国宝明王院の境内で初めて門前市を開催し、1500人の来場者がありました。
(写真下左;平成25年5月12日 山陽新聞)。
この際、明王院の好意で広島県の重文の明王院書院・庫裏を一般公開したところ、大変好評で「京都や奈良に負けない」、「こんな場所が福山にあるとは知らなかった」「庭園が素晴らしい、落ち着く」、「公開すべき」などいろんな意見を頂きました。
そこで有志を募り「明王院を愛する会」をボランティアで立ち上げ、平成25年6月から毎月第3土曜日に、県の重要文化財の書院・庫裏および市の重要文化財の護摩堂など普段入れない場所を公開しています。(写真右は第1回公開の儀式 平成25年6月15日)。現在は公開日は不定月の第3土曜日となっておりますので、スケジュールをご確認ください。