青木彩心さん(城南中学校2年)×上田恵介さん(立教大学名誉教授)
夢・未来プロジェクト2021の支援対象となった城南中学校2年の青木彩心さん。
夢は,「獣医師になりたい!」
夢の実現のためにチャレンジしたいことは,「立教大学名誉教授 上田恵介さんから鳥のことを学んでみたい!」
青木さんは,スーパーで購入した「うずらの卵」を,実験を重ねた結果,見事孵化させ,その時産まれた「ピイ」との交流を通して,動物との関わり方をそれまで以上に考えるようになりました。
8月に行われたプレゼン大会では,「うずらには野生のものもいますが,現時点で広島県では確認されていません。芦田川は,自然豊かにすれば以前のようにうずらが生息されると考えます。私は獣医師になって,そして野生ウズラと共生できる福山をめざします!」と熱く語り,審査の結果,支援対象として決定しました!
青木さんの夢へのチャレンジを支援してくれたのは,なんと,NHK「ダーウインが来た!」等の監修をされる,立教大学名誉教授の上田恵介さんです。
支援の様子
日時:2022年(令和4年)3月28日(月曜日)13時30分~17時
場所:福山市立動物園,あしだ交流館
上田教授との福山市立動物園フィールドワークでは,鳥類を始めとした動物の説明を先生からいただき,青木さんも疑問に感じたことを沢山質問し,知見を深めました。
その後,対談を行い,「鳥に関する疑問」を始め,「上田教授が鳥博士をめざしたきっかけ」等を質問し,対談の最後には上田教授から,「好きなことを諦めなければ夢は叶う!」とエールをいただきました。
体験した青木さんからは,
「動物園で上田先生から教わった動物たちの行動の隠れた気持ちを知ることで,いつも行っている動物園がまるで別世界のように感じてワクワクしました。うずらのじかんや子ども科学電話相談のラジオから聞こえてくる,ほんわかした大阪弁で先生を想像しておりましたが,私の思っていた通りの優しいお人柄でした。先生から教わったことを活かしながら獣医師になれるように努力することはもちろんですが,地球人の一人として,野鳥や野生うずらたちが生活しやすい様に環境を守るために務めることを約束します。本当に夢のような時間を過ごすことができました。ありがとうございました。」
などの感想がありました。
この経験を活かして,夢に向かって頑張ってくださいね!
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