2022年7月1日更新
福山駅周辺から中央公園までを「居心地が良く歩きたくなる」エリアへ変えていくため、民間の事業者や店舗、行政が一緒になって取り組みを進めています。ウォーカブルなまちの魅力を紹介します。
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問い合わせ
福山駅周辺再生推進課 (084-928-1094)
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ウォーカブルってなに?
歩くを意味する「walk」とできるを意味する「able」を組み合わせた言葉です。「居心地が良く歩きたくなる」という意味があり、駅周辺を人中心の空間に変えていくことで人や事業者を引きつける魅力ある都市をめざしています。
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どんなことをやってきた?
2020年3月にウォーカブルエリアを設定しました。その後、道路にテラス席の設置や中央公園のガーデンレストランをオープンするなど、官民が連携して新たな駅周辺の魅力をつくり出しています。
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ウォーカブルな通りとは
道路と店舗それぞれが居心地が良い空間となり、境なくつながった通りです。
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アイネスフクヤマ前のオープンデッキmachōru(まちょーる)
建物前の歩道を活用し、ウッドデッキや木ベンチを設置したぬくもりのある空間が生まれました。オープンカフェの利用や音楽鑑賞など、ゆったりとした時間を過ごすことができます。エリアの名称は公募により「machōru」と名付けられ、大道芸イベントや毎土夜店で利用されるなど、市民の皆さんが楽しめる場所になっています。
福山駅前開発(株)
谷本さんこのウッドデッキが市民の皆さんのアイデアを自由に表現できる場所となり、たくさんの人に活用されることを期待しています。
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三之丸町周辺エリア三之丸オープンテラス
福山駅前商店会により、テラス席での営業ができるよう道路占用許可を受けて実施。密を避けながら屋外のテラス席で飲食を楽しむことができます。ベビーカーを利用する人やペット連れの人にも喜ばれています。
福山駅前商店会
副会長 貝原さんテラス席が増えて通りの景色が変わりました。
店内とは違った雰囲気で食事が楽しめるので、ぜひ利用してみてください。 -
福山城周辺エリア福山駅北口スクエア
福山城へと人々をいざなう駅北側の玄関口にふさわしい空間として、芝生広場やばら花壇を整備。車道と広場との段差を解消することでイベントなどでも利用しやすいスペースになりました。ばらのアーチごしに福山城が望める撮影スポットになっています。
福山駅周辺マップ
枝広市長の今月のひとこと
5月には、福山ばら祭とばらのまち福山国際音楽祭を3年ぶりに開催することができました。来場した皆さんの喜びの笑顔を見ると、感染防止対策とワクチン接種を継続しながら、通常の社会経済活動に戻す時期に入ってきたことを改めて感じました。
現在、福山駅周辺では「働く・住む・にぎわいが一体となった福山駅前」の実現に向けて、行政と民間が連携して公共空間の活用に取り組んでいるところです。まちづくりの核となるウォーカブルエリアは、国の特区制度などで新たな道路空間に変わり、さらにオープンテラスなど新たな事業にチャレンジする若者たちの力によりまちの雰囲気が変わっています。4月に一部エリアが先行オープンしたエフピコRiMは、民間事業者によるコワーキングスペースなどの整備も始まり、9月のグランドオープンを迎えます。今後も福山駅を中心とした新たなにぎわいづくりを進めていきます。
福山城築城400年
いよいよ!8月号で大特集