【FNN】
2022年7月12日 火曜 午後5:33
全国で確認された新型コロナウイルスの感染者が7万5453人となり2月26日以来およそ4か月半ぶりに7万人を超えた。19人が亡くなった。
東京で1万1511人の感染が確認されたほか、大阪は9960人の感染が確認されている。
また、青森(700人)、和歌山(609人)、鳥取(429人)、島根(1262人)、愛媛(1014人)、山口(527人)、佐賀(1205人)、長崎(849人)、熊本(2333人)、大分(1113人)、鹿児島(1517人)、沖縄(3436人)で過去最多となっている。
感染拡大の要因の一つとして、現在主流となっているオミクロン株「BA.2」から、より感染力が強いとされる「BA.5」への置き換わりがさらに進んでいるとみられる。
新型コロナウイルスの感染が全国で再び拡大していることを受け、後藤厚労相はきょう午前の会見で、「7月以降は梅雨明けの影響もあり、接触が増加すること、また、オミクロン株の新たな系統への置き換わりが進むことが考えられる」と述べた。
さらに、「第7波」について直接の言及はしなかったものの、3連休や夏休みが近いことに触れ、「人と人との接触の増加などが予想される」と、さらなる感染拡大への懸念を示した。
そのうえで、基本的な感染防止策の徹底を求めた一方、まん延防止等重点措置などについては、「行動制限をかける事態とは考えていない」との認識を示した。
(午後6時更新)