【RCC】
2022年9月7日(水)
広島・福山市役所で設備棟の整備や重要設備の移設が完了しました。非常用発電機など、より災害に強い庁舎の整備が進められています。
福山市役所に整備された「設備棟」は、庁舎の東側に併設されました。設備棟には、72時間対応できる「非常用発電機」のほか、給水や消火のための設備が置かれています。
浸水対策としては、これまで地下にあった電気室や防災センターが庁舎の2階に、空調用の機械は、会議棟の屋上に移設されました。
1992年竣工の市役所では、設備が老朽化していて、福山市は、2年半前から総事業費およそ54億円かけ、設備の更新に合わせて災害や省エネに対応した整備を進めています。
福山市・総務課 亀山 聡子 課長「市民の皆さんの災害時に対応をとっていけるような庁舎として整備しました」
地下の整備や空調などの工事は、2024年3月末をめどに完了するということです。