【TSS】
2022.11.25
中国電力は燃料費高騰のため、契約数の全体のおよそ半分を占める「規制料金」と呼ばれる家庭用などの料金プランについて、およそ31%の値上げを国に申請しました。規制料金の値上げは1980年以来です。
【中国電力・瀧本社長】
「本日、国に認可申請を行った。今回の値上げ幅は、規制料金の平均で31.33%の値上げとなっている」
中国電力は、25日、契約全体のおよそ半数を占める低圧部門の規制料金プランについて、来年4月1日から平均で31.33%の値上げを国に申請しました。
中国電力は今年度、過去最大の赤字を見込んでいて、料金を見直す方針を示していました。値上げによる本格的な規制料金の見直しは1980年以来です。
一方で、多くの一般家庭が加入する「自由料金」についても来年4月1日をめどに見直しを行う予定で、料金プランによっては値下がりすることもあるということです。
また中国電力は今回の料金見直しについて、現在停止中の島根原発2号機が2024年1月に再稼働することを前提に見直したとしています。