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【RCC】米クルーズ船 瀬戸内の港町「鞆の浦」に初寄港 乗客が街めぐり インバウンド復調の兆し/2023年4月13日

【RCC】

2023年4月13日

コロナ禍でしばらく見ることのできなかった光景が、瀬戸内の港町に戻ったようです。アメリカのクルーズ客船が、広島県福山市の「鞆の浦」沖に初めて寄港し、乗客が街歩きを楽しみました。

鞆の浦の名産「保命酒」を味わう外国人旅行客…。

福山市 鞆町沖に姿を現したのは、アメリカのクルーズ船「スターブリーズ」です。全長およそ160メートルの豪華客船です。

周遊は3月21日から4月16日までで、アジアの国々を巡った後、沖縄や長崎などを経由してきました。続々と鞆町に到着する乗客たち。

地元の子どもたちが和太鼓の演奏を披露しました、鞆町沖に外国客船が寄港するのは初めてです。

観光名所でもある「常夜燈」前で歓迎式が開かれ、枝広直幹 市長とクルーズ船の船長それぞれが、記念品を贈りました。

クルーズ船「スターブリーズ」 ペドロ・ピント 船長

「わたしたちが思っていたのは、鞆の浦のような本物の経験や体験、大きな都市ばかりでなく、地元の人と交流し文化を味わうことをお客さまに体験してもらいたい」

クルーズ船の乗客200人あまりは、思い思いに港町を散策していました。

観光スポットで出迎えたのは、地元の生徒たちです。

町内5か所で英語のガイド役を務め、魅力を発信したほか、時折り日本語も交えながら交流しました。

 

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