【TSS】
2023.4.21
広島などに寄贈された「折り鶴」の再生繊維を使ったスニーカーの販売が21日から始まりました。
【スピングルカンパニー】>クリック!
(藤原記者)
「府中市の靴メーカーにお邪魔しています。色んな商品が並んでいますが、きょうから販売が始まったのが、こちら折り鶴を再生した糸が使われています」
府中市の靴メーカー・スピングルカンパニーが今回、新たに開発したのがこちらのスニーカー。
広島、長崎、そして沖縄などに寄贈された折り鶴をリサイクルし蘇らせようとするプロジェクトで、靴には再生された糸が使われています。
世界中から広島市に寄贈される折り鶴は年間1千万羽。こちらの会社では去年に続き第二弾の開発で、来月開催されるG7広島サミットの応援商品にも認定されています。
(スピングルカンパニー・国原直生さん)
「折り鶴に込められたメッセージだったり、なおかつリサイクルの取り組み。G7が広島で開催されるので海外の方や、あまり折り鶴に馴染みのない小さい子にもはいてもらいたい」
価格は一足、2万900円(税込)、再生紙5枚のほか、小さい子どもや海外の方でも作れるよう折り鶴の図説もついています。
売り上げの一部は広島市の平和活動などに寄付する予定です。