【ひろしまリード】
2023.04.28
広島県福山市の瀬戸内の港町鞆の浦の分散型古民家ホテル「鞆の浦 潮待ちホテル」に、新たな宿泊棟<オーベルジュ櫻や-SAKURAYA-><別邸試楽亭-SHIGAKUTEI->が誕生します。
2023年5月1日のグランドオープンを前に、『開業記念プラン』の予約受付が始まりました。
瀬戸内の小さな港町・鞆の浦に誕生
2018年に「瀬戸の夕凪が包む国内随一の近世港町 ~セピア色の港町に日常が溶け込む鞆の浦~」のストーリーで日本遺産に認定された鞆の浦。
江戸期の港湾施設が残る歴史的景観を有する港町・鞆に点在する複数の歴史的商家や町家を“ひとつのホテル”と見立てて運営する【分散型古民家リノベーションホテル】ブランド「鞆の浦 潮待ちホテル」に、新宿泊棟<オーベルジュ櫻や-SAKURAYA->&<別邸試楽亭-SHIGAKUTEI->の2軒が同時にオープンします。
令和元年開業の「潮待ちホテル櫓屋-ROYA-」と令和4年に誕生した「潮待ちホテル 櫂-KAI-」に続き、重要伝統的建造物群保存地区に佇む「棟」それぞれに刻まれてきた歴史的価値を感じながら、鞆の浦ならではの「まちの物語を楽しむ」滞在体験を堪能できます。
潮待ちホテル オーベルジュ櫻や
大正期建築の木造2階建て町家をフルリノベーションし、1階には歴史的空間を活かした本格的なダイニング、2階には趣の異なる2室の客室を配置。
創作和食コースの美食体験を愉しめる宿泊棟に生まれ変わりました。
近海で水揚げされる鯛や鰆、渡り蟹やあこうなど新鮮な海の幸を中心にその時の旬を凝縮した料理を楽しむことができます。
建物内には、梁や柱、欄間や土壁など往時の建築のディテールを復元しつつ、家具や家電・水回りは最新の設備を導入して機能性と快適さが確保されています。こだわりの食と新旧が合い交わる独特の空間となっています。
潮待ちホテル 別邸試楽亭
18世紀後期(江戸中期)の由緒ある平屋建築を丁寧に蘇らせた歴史深い上質な空間です。
同家屋の物件調査の際に「試楽亭」と書かれた棟札が見つかり、朝鮮通信使など賓客をもてなしてきた歴史があることが判明した由緒ある建築物です。
鞆の浦に現存する対潮楼・対仙酔楼・朝宗亭とともに、貴重な供応施設であり、特に歴史的価値の高い物件として指定されています。
広々とした空間の中には、二間和室のリビングに、独立したツインのベッドルーム、本格的なキッチン、自動湯張機能付の檜風呂が設置され、縁側からは専有庭園も臨むことができます。
潮待ちホテルの客室の中でも最上位に位置付けられる贅沢な空間で、往時の鞆の浦に思いを馳せながら、古き良き時代の暮らしを体感することができます。
創業110余年。地域に根差し、培ってきた強みを生かして
オーベルジュ櫻やのダイニングで提供される料理は、姉妹旅館 『汀邸 遠音近音』の料理長が監修。「和懐石」でもなく「フレンチコース」でもない、和と洋の良さを凝縮した“和洋折衷”【創作コース】で織りなす“斬新で上質”、そして繊細な味わいを堪能できます。
宿泊客は、姉妹館『鴎風亭』『景勝館漣亭』の“湯巡り特典”を利用できます。
瀬戸内の多島美臨む絶景屋上露天風呂や温泉大浴場で贅沢なバスタイムを楽しんでください。
▼鞆の浦 潮待ちホテル公式ウェブサイト
https://www.shiomachi-hotel.com/
ひろしまリード編集部