ラブロフ は ジューコフの生まれ変わりか。(N)
【読売新聞】
2022/05/18
インターファクス通信によると、ロシア下院のピョートル・トルストイ副議長は17日、ロシアがメンバーとなっている世界貿易機関(WTO)や世界保健機関(WHO)といった国際機関との関係について、脱退も含めて再検討するよう外務省から要請されたと明らかにした。
プーチン政権は、ウクライナへの侵攻後、ロシアが国際機関から不当な扱いを受けていると反発を強めており、国際社会の批判をけん制する狙いとみられる。
外務省からは「加盟自体が有益ではなく、直接国益を損なう国際機関」の一覧表を提示されており、上院と下院が共同で対応を検討するという。
トルストイ氏はロシアが今年3月、人権問題などを扱う国際機関「欧州評議会」から追放される寸前に脱退通告したことに触れ、「次はWTOとWHOからの脱退だ」と息巻いた。