(仮称)子ども未来館整備事業を紹介します!
本市では,未来を担う子どもたちが最新の科学や技術に触れ,楽しく学び,成長できるように,(仮称)子ども未来館の設置に向けた取組を進めています。2023年(令和5年)8月には,「知的好奇心を喚起し,未来に向けて挑戦する心を育む」を基本理念とする「(仮称)子ども未来館基本計画」を策定しました。
(仮称)子ども未来館は,今の時代に求められる人材を育成するために,科学や技術に触れることで知的好奇心を喚起し,「科学的な考え方をベースとした課題解決能力」や「デジタル技術を活用する能力」を養うことで,未来に向けて挑戦する心を育む施設をめざします。
事業の方向性
小学校高学年から中学生をメインターゲットに,「新しい技術の体験や知識の獲得」,「課題発見・解決能力の向上」,「主体的な参加を通じた自己肯定感の醸成」,「多様な主体とのつながり」を目標像として,次の3つの方向性がつながる事業を展開します。
- 「発見」する力を育む 新しい知見や先進技術との出会い,発見の機会を提供する
- 「創造」する力を育む 気づきや発見から興味を喚起し,利用者自身も創造や表現に取り組む
- 「発表」する力を育む
事業活動の成果や個人の創作を館内外で発表し広げる
整備候補地とスケジュール
■ 整備候補地
ふくやま美術館駐車場と旧体育館跡地の2か所を候補地としています。
【ふくやま美術館駐車場】 【旧体育館跡地】
■ スケジュール
完成時期については,事業方式によって多少異なりますが,従来型・D B Oでは2028年度(令和10年度),P F Iでは2029年度(令和11年度)の完成をめざしています。
- 「P F I 」とは,公共施設等の設計・建設・維持管理・運営等を一括発注し,民間の資金とノウハウ等を活用して,効率的な公共サービスの提供を行う方式。民間資金の活用により市の支出が平準化できる。
「D B O」とは,公共施設等の設計・建設,維持管理・運営等を一括発注し,行政の資金と民間のノウハウ等を活用して,効率的な公共サービスの提供を行う方式。
「従来型方式」とは,公共施設等の設計,建設,維持管理,運営等をそれぞれ個別に発注する方式。各業務が分割して発注されるため,一体的なコスト縮減効果への期待が低い。維持管理・運営事業者の意見を設計等に反映しにくい。
今後は,民間活力の導入可能性調査の中で民間事業者の意見も踏まえながら,事業方式や整備地を決定する予定です。
このページに関するお問い合わせ先
企画政策課
Tel:084-928-1012