【kuruma】
2024.01.07
洗車時に窓ガラスをキレイに掃除しても、いまいちスッキリしないことがあります。窓ガラスの内側が汚れている可能性がありますが、どうしたら良いのでしょうか。
窓ガラスをキレイに拭くために有効なアイテムとは?
洗車をする時には、ボディやタイヤなどクルマの外側だけでなく、車内のシートなどもきれいに掃除するでしょう。
しかし、フロントガラスなどの窓ガラスは外側からしっかり拭いていても、内側はあまり掃除していない人もいるかもしれません。
実は窓ガラスの内側は、水道水を絞ったタオルなどで拭くと逆効果になってしまうことがあるというのですが、一体どのように掃除したら良いのでしょうか。
洗車後に運転したとき、フロントガラスに汚れや曇りが残っていたり、タオルで拭いたあとがスジになって残っていたりなど、キレイになっていないことがあります。
窓ガラスの外側を拭いているのに曇りが取れないのであれば、内側が汚れていることが原因です。
よく開け閉めをするドアの窓ガラスは、人の手が触れることで皮脂汚れがつきやすいもの。
飲食した後や、ハンドクリームを使用した直後など、手の油分が多くなって跡がつきやすくなるのはもちろんですが、フロントガラスなどあまり触れないガラスも、長く放置していると細かいホコリや、車内でタバコを吸ったときのヤニ汚れなど、目に見えない汚れがついてしまうのです。
こういった汚れを拭き取るためには、濡らしたタオルを固く絞ってしっかりと水を切ることが大切です。
しかし、どんなに固く絞ったタオルを使っても、拭いたところがスジになって残ってしまったり、後になって拭き跡が目立ってくると感じることもあるでしょう。
これは水道水に含まれるミネラル成分やカルキなどの不純物によるもので、乾拭きが十分ではなく水分が残ったまま放置すると不純物が白い跡となって残ってしまうのです。
そこでお勧めなのが、水道水に代えて「精製水」を使って拭き掃除をおこなう方法です。
精製水とは、不純物を取り除いた水のことで、ドラッグストアなどでも簡単に入手することができます。
クルマのボディ全体を拭き上げるのは難しいかもしれませんが、窓ガラスの内側だけでも精製水を使用することで、運転中に気になる拭き跡はかなり解消されるでしょう。
ほかにも、一般的なタオルは繊維がガラスに残りやすいため、「マイクロファイバータオル」を使うと良いでしょう。
マイクロファイバーは細かい合成繊維でできた生地で、吸水性が高く、汚れを吸着する性質を持っています。カー用品店などでは、洗車専用のマイクロファイバータオルが多く販売されていますし、100円ショップでも手に入れることができます。
さらに、精製水で汚れをしっかり拭き取った後に無水エタノールで拭き上げることで、拭き跡がほとんど気にならないほどきれいに仕上げることが可能です。
無水エタノールはアルコール濃度が高いため、水道水や精製水よりも蒸発が早く、シミが残りにくいという特徴がありますが、素材によっては逆に傷めてしまう原因となる場合もあるため、事前に確認してから使用しましょう。
※ ※ ※
精製水はドラッグストアの消毒液コーナーやコンタクトレンズ用品売場などに陳列されており、500mlのボトルが100円程度で販売されています。
フロントガラスの汚れや曇りが気になるという人は、精製水とマイクロファイバータオルを使用してみると良いでしょう。