【businessinsider】
Mar. 19, 2024,
KDDIは3月18日、日本語向け生成AIエンジンを開発するスタートアップ・ELYZA(イライザ)に出資すると発表した。
4月1日を目処にKDDIが43.4%、KDDI傘下のDX関連会社・KDDI Digital Divergenceが10.0%のELYZA株式を取得し、連結子会社化する。出資額は非公開だが、3月18日の発表会に登壇したKDDIの髙橋誠社長は「3桁いかない2桁億円の後半ぐらい」と表現した。
4月以降には、ELYZAの開発する大規模言語モデル(LLM)を、企業向けにAPI(サービスやアプリ間でデータを連携する仕組み)で提供するサービスを展開する予定だ。
ELYZAはKDDIとの提携により研究開発を加速し、金融や小売りなどの業種に特化したLLMや、LLMを活用したSaaSの開発も進める。