２０２４年度は、これまで築き上げてきた安心と成長を支える都市基盤の上に立ち、「未来に向けた新たなステージへ」と確かな一歩を踏み出す重要な年です。ハード事業にも一定の予算を確保しながら、未来への投資としてのソフト事業に予算を重点的に配分し、「あらゆる世代が輝く魅力あふれるまちづくり」、「安心・安全で快適に暮らすことができるまちづくり」、そして「新しいまちづくりの基盤となるデジタル化の推進」の「３つの未来づくり」に果断に挑戦していきます。

会計別予算額　（　）内は全会計に対する構成比

一般会計　1,901億9,000万円（51.8％）　市の運営のための基本的な会計　市民１人当たり　４１万５，１００円

特別会計　　983億1,000万円（26.8％）　介護保険など特定の事業を行うために一般会計と分ける必要がある会計

企業会計　　783億9,600万円（21.4％）　病院、水道事業など民間企業と同様に利用料金を主な収入として事業を行う会計

【一般会計　歳入】

市税が前年度より２．９％減少（国の経済対策における定額減税による減など）

市税・・・・・・・・個人市民税、固定資産税、法人市民税など

地方交付税・・・・・市の財政状況に応じて国から配分されるお金

市債・・・・・・・・公共施設の整備などのために借り入れるお金や

地方交付税の一部の振り替わりとして借り入れる臨時財政対策債

【一般会計　歳出】

（増加した主な予算）

○民生費（障がい福祉サービスや児童手当など）

○総務費（システム標準化や市有施設包括管理など）

（減少した主な予算）

○土木費（浸水対策など）

○衛生費（ごみ固形燃料工場の管理運営や感染症対策など）

民生費・・・・・・生活や福祉向上のためのお金

教育費・・・・・・学校・社会教育振興のためのお金

総務費・・・・・・市役所の管理運営のためのお金

土木費・・・・・・道路・都市整備などのためのお金

公債費・・・・・・市の借金返済のためのお金

衛生費・・・・・・健康増進やごみ処理のためのお金

消防費・・・・・・災害対策などのためのお金

商工費・・・・・・商工業発展のためのお金

農林水産業費・・・農林水産業の振興のためのお金

議会費・・・・・・議会の管理運営などのためのお金

その他・・・・・・雇用・労働、災害復旧などのためのお金

予算を市民1人当たりに換算すると

市債（市の借金）残高見込み（２０２４年度末）

１，５９３億円（市民１人当たり　３４万８，０００円）

うち臨時財政対策債　　　４７４億円（市民１人当たり　１０万４，０００円）

その他の市債　１，１１９億円（市民１人当たり　２４万４，０００円）

【予算編成に当たって】

予算の編成に当たっては、「デジタル化などの行政の効率化」、「既存財産を活用した収入の拡大」、「民間活力の活用などによる公共サービスの再構築」の３つの視点からなる総合的な財源確保に取り組み、中期的視点に立った都市づくりと持続可能な財政運営の両立に努めました。

【その他】

○義務的経費や投資的経費等の性質別経費の内訳や推移、主要事業などの内容については、「予算参考資料」をご覧ください。

掲載場所　福山市ＨＰ＞担当部署で探す＞財政課＞２０２４年度（令和６年度）予算

○２０２４年度（令和６年度）重点政策についても、上記掲載場所から閲覧することができます。