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飛行機のCAは勤務中、「腕時計」をしているのが一般的です。ただこの時計、「時刻を確認する」目的もありますが、それ以外にも付けている意味があるようです。
緊急時に使用する「時計の使い方」
飛行機のCA(客室乗務員)は勤務中、「腕時計」をしているのが一般的です。実はこれ、「時刻を確認する」以外にも、付けている意味があるようです。
JAL(日本航空)の場合、CAが付けている時計は「秒針があるもの」と義務付けられているそうです。この理由をとあるCAは次のように説明しています。
「CAの一番大切な業務は、何かあった際にお客様を助ける『保安要員』としての役割です。たとえば、ドラマなどで『お客様のなかにお医者様はいらっしゃいませんか』というシーンがありますが、実際の機内ではお医者様がいらっしゃらないときには、CAが代わりに脈を測ります。時計はそのときに使用するため、必ず秒針があるものをしています」
ちなみに同社によると、空港で利用者への案内やサービスを実施する地上係員の場合、秒針のある時計の着用義務はないものの、「定時性を意識した業務を行うため」、やはり「秒針や分単位の表示がある時計の着用が望ましい」とのことです。
【了】