【yomuno】
2024年03月24日
こんにちは!八百屋歴10年、ヨムーノライターの青髪のテツです。
だんだんあたたかくなってきて、春野菜がおいしくなってくる季節になりましたね。春野菜といえば新玉ねぎや新じゃがいもなどの「新」がつく野菜や、春キャベツなどの「春」がつく野菜が出回りますよね。
今回はその中でも「春キャベツ」を取り上げます。春キャベツって春になるとなんとなく購入しているけど、普通のキャベツと何が違うの?と思っている方、意外と多いのではないでしょうか?
そこで今回は春キャベツと通常のキャベツの違いや美味しい食べ方、新鮮な春キャベツの選び方などを紹介していきます。
春キャベツって普通のキャベツとどう違うの??
春に出回る春キャベツと、その他の季節に出回るキャベツは品種が違います。
普通のキャベツはしっかり葉がつまっているのに対して、春キャベツは巻きがゆるくふんわりとしているのが特徴です。
春キャベツは水分量が多くみずみずしいので、普通のキャベツ以上にサラダに向いています。
これからの季節が旬の春キャベツを、ぜひ千切りにして生食してみてくださいね。
新キャベツ=春キャベツ!
ちなみに新キャベツと呼ばれるものもありますが、新キャベツと春キャベツは呼び方が違うだけで同じものです。
春キャベツは3〜5月が旬に出回る野菜ですが、出始めの3〜4月の春キャベツのことを新キャベツということが多いようです。
新鮮で美味しい春キャベツの選び方
新鮮で美味しい春キャベツを選ぶなら、以下3つのポイントをおさえてカゴに入れましょう。
・重さをチェックする
・葉先がピンとしている
・芯の切り口が白くみずみずしい
1つずつ簡単に解説していきます。
重さをチェックする
春キャベツを選ぶときは、最初に「重さ」をチェックしてください。
春キャベツを生のサラダで食べたい方は、大きさの割に軽いものを選ぶと良いです。というのも成長して葉がつまりすぎている春キャベツは、葉がかたくなり、春キャベツ特有のふんわりとした食感ではなくなってしまいがち。
逆に、春キャベツを加熱して食べたい方は、重いものを選ぶと良いです。
これは春キャベツを作る農家さんに教えていただいた話なのですが、春キャベツは重みのあるものの方が糖度が高い傾向にあるようなんです。
春キャベツをサラダで食べたい方は、大きさの割に「軽い」もの、加熱して食べたい方は、「ずっしり重たい」ものを選ぶと良いですよ。
鮮度は葉先の状態と芯の切り口をチェックする
次に鮮度の状態を確認するために「葉先の状態」と「芯の切り口」に注目しましょう。
春キャベツは鮮度が落ちてくると、葉先がしわしわになります。普通のキャベツと比較すると鮮度の良いものでもしわしわしているので、少しわかりにくいですが、明らかに萎れていたり変色しているものは避けた方が良いです。
また、芯の切り口も収穫から時間が経ち、鮮度が落ちてくると変色していきます。
陳列前に芯の切り口をカットしてから売り場に出すお店もありますが、それでも陳列から時間が経つと黒ずんだり乾燥していきます。
葉先がピンとしていて、芯の切り口が白くみずみずしい春キャベツを選ぶと、鮮度が良いものを購入することができます。
この方法は普通のキャベツにも適用することができるので、参考にしてくださいね。
美味しい春キャベツを食べて
今回は、春キャベツと通常のキャベツの違いや、春キャベツの美味しい食べ方、新鮮な春キャベツの選び方などを紹介しました。
ぜひ今回紹介した選び方を使って、今が旬の春キャベツを楽しんでくださいね。