昨日26日の午後は、福山駅前アクション会議をはじめて、私の地元の沼隈町で開催されました。
準備段階から、担当部署の福山駅前再生推進室と打ち合わせを重ねながら実施に繋げる事が出来、感慨深いものが。
福山駅前から15キロも離れている郊外地域の沼隈町で、何故駅前再生の会議を行うのか。
一見、関連性が無いように思えますが、他都市の駅前活性化の成功例を見ると、郊外地域にある産業、コミュニティ、個性的な事業者が駅前の事業者とうまくつながり、魅力的なエリア価値を産み出しています。
今回は、山梨県甲府市で、ワインツ―リズムを立ち上げて、新たなワイン文化を定着させている、大木貴之さんがゲストスピーカーとして、お越しくださいました。
同い年でもある大木さんの話は、大変示唆に富む内容でした。
地方都市の郊外地域がその潜在力を発揮するためには、デザインによるブランディング、事業者のみでなく地域の住民をも巻き込むコ―ディネイト、そして継続だとあらためて実感しました。
また、バスなど公共交通による移動手段の効果的な運用が重要です。
事業者、地域を繋ぐハブになれるか。
それが、自分に問われている、と感じています。
「福山駅前再生は、周辺地域の再生とともにある」
議会でも、数度取り上げてきたテ―マだけに、あとは実行あるのみです。
なお、今回は沼隈地域のリノベの代表的なお店である「田丸屋」さんを会場に使わせていただきました。 店主の田中さん、御店をリノベされた戸村聡里さん、福山駅前デザイン会議の清水座長、そして、参加していただいた方々に感謝します