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福山市地震防災マップ*/2022年12月2日更新

2022年12月2日更新

地震被害を軽減するため,地震時の防災対策検討などに活用する目的で『福山市地震防災マップ』を作成しました。地域において発生するおそれのある地震の震度やそれによる建築物被害の可能性を,身近に感じられるように詳細な情報を記載したものです。

地震防災マップには,地震が発生したときの揺れやすさ(震度)を示した「揺れやすさマップ」と,地域内で全壊する建築物の割合を示した「地域の危険度マップ」の2種類があります。

これらのマップを使って,家族や地域で地震災害について話し合いましょう!

福山市に大きな影響を与える地震とは?

福山市に大きな影響を与えると想定される地震は,つぎの3種類です。

(1)南海トラフ巨大地震

南海トラフ沿いのプレート境界を震源域とする地震であり,今世紀前半にも発生のおそれが指摘されています。福山市内で想定される最大震度は6強です。

(2)長者ヶ原断層-芳井断層の地震

本郷町付近から長者ヶ原をとおり芦田川右岸の山守橋付近まで及び福山平成大学北側付近から北東方向に約37kmが断層と想定されています。福山市内で想定される最大震度は7です。

(3)どこでも起こりうる直下の地震(福山市庁舎の直下での地震発生を仮定)

直下型地震の場合,地震の断層が地表に現れない可能性があります。こうした地震はいつ,どこで発生するか分かりません。福山市内で想定される最大震度は7です。

揺れやすさマップ

「広島県地震被害想定調査報告書(平成25年10月)」で想定された地震のうち,福山市域に大きな影響を及ぼすと考えられる地震が発生したときに,お住まいの地域がどの程度揺れるかを「震度」として表した地図です。

※想定した地震は上記の3地震です。

(1)想定地震:南海トラフ巨大地震

(2)想定地震:長者ヶ原断層-芳井断層の地震

(3)想定地震:どこでも起こりうる直下の地震

※このマップで表示している震度は,あくまで目安です。想定以上の揺れに襲われる可能性もあります。事前の地震対策をしっかり立てましょう。

地域の危険度マップとは

「広島県地震被害想定調査報告書(平成25年10月)」で想定された地震のうち,福山市域に大きな影響を及ぼすと考えられる地震が発生したときに,「地震による揺れによって発生する建築物被害の分布」を表現したもので,建築物に被害が生じる程度を「危険度」として表した地図です。揺れやすさマップで想定した3つの地震の地震動の予想結果を重ね合わせて最大となる震度をもとに作成しています。

地域の危険度マップ

地域の防災マップ

色分けしていない地図です。地域の防災マップ作成にご活用ください。

地域の防災マップ(白地図)

その他

耐震対策のてびき [PDFファイル/645KB]
(地震防災マップの活用と住まいの耐震対策の一例を紹介しています。)

※避難所について
災害の種類によっては,避難所として不適切な場合も想定されますので,複数の避難所を確認しておきましょう。
最新の情報は福山市防災情報の緊急避難場所・避難所一覧をご覧ください。

※その他のハザードマップ
福山市津波ハザードマップ(危機管理防災課)
・福山市洪水ハザードマップ(危機管理防災課)
・福山市土砂災害ハザードマップ(危機管理防災課)

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