2021.10.20 18:08
【RCC】福山城に記名瓦を施工 報道陣に公開
来年の福山城築城400年を前に、寄付をした人の名前などが書かれた瓦を取り付ける作業が20日、報道陣に公開されました。
地上から約35メートルある福山城天守の最上階で、職人が2つに割られた瓦を次々と積み重ねていきます。
福山城は、来年の築城400年に向けて改修工事中で、天守の瓦約6万枚のうち、3500枚ほどを取り換える作業が進められています。
瓦の一部は、取り換えにあたって寄付金を納めた人たちが、名前やメッセージを書いたもので、約430枚が、天守の屋根の棟などに設置される予定です。
福山市が、城の瓦の更新や、鉄板張りの復元に関する寄付金を募ったところ、これまでにおよそ9800万円が集まっているということです。
「今回、記名の瓦の施工ということで、市民の皆さん協力があってこの事業が進んでいると実感です。整備と活用というところを今後いろいろ進めていける取り組みをしていきたい」(福山市築城400年事業担当 渡邉真悟課長)
福山城は、来年3月末までに改修工事を終え、8月末にリニューアルオープンします。
(RCCニュース)