子育て世帯を経済的に支援する給付金について、福山市は現金一括支給とする方針を決めました。
昨日の市議会予算特別委員会で、枝廣市長が表明されました。
一括支給かクーポンかで議論がありましたが、地方の声を受けて選択制になったことは、国と地方自治体が意見を交わしながら進めていく上で、良かったと思います。
【RCC】
子育て世帯支援の10万円給付について、広島・福山市と三原市は、全額現金で一括支給する方針を明らかにしました。
「10万円を現金で一括支給する。2回に分けてお配りするよりは一括してお届けする方が、さまざまな市民ニーズにお応えできるのではないかと。」(福山市 枝広直幹市長)
18歳以下への10万円給付について、福山市の枝広市長は、可能な世帯には年内に現金で一括支給する方針を示しました。
政府は当初、5万円を現金で、残り5万円をクーポンで支給する方針でしたが、13日、岸田首相が現金一括給付を容認。これを受けて、現金での一括支給を決めたということです。
福山市では、およそ7万5000人の子どもが給付の対象です。今月23日に給付予定の世帯は、子どもが中学生以下で児童手当を受給している家庭です。その世帯にいる高校生の「兄姉」についても同時に支給するとしています。
一方、児童手当の対象ではない高校生だけの世帯には、来月以降に申請書を送付して、速やかに対応するということです。
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およそ18万人が対象の広島市は、全額、現金での給付を検討しています。三原市も可能な世帯には年内、一括給付の方針を示しています。政府の対応が揺れた分、自治体の動きも慌ただしくなっています。
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