食品トレー容器大手のエフピコ(広島・福山市)は、使用済みペットボトルを回収して、新たな食品容器に生まれ変わらせる取り組みを、中国シジシーと進める「エコストア」宣言を発表しました。

中国地方の中堅スーパーが共同で商品を扱う中国シジシーには、249店が加盟し、1日あたりおよそ40万人が利用しています。

発表によりますと、店舗に置かれた回収ボックスに消費者が使用済みのペットボトルを入れます。

それをエフピコが回収して、新たな食品容器に再生する循環型のリサイクル「ボトル to 容器」を推進します。

エフピコ 佐藤守正 会長
「ペットボトルというのは、ゴミじゃなくて資源なんだということをお客さまにお伝えして、今回、それをもっともっと回収力を増やそうと」

エフピコと中国シジシーは、食品トレーのリサイクルに30年以上取り組み、去年はCO2を合わせて年間およそ900トン削減していて、新たなリサイクルで来年は年間1000トンの削減を目指します。