【山陽新聞】
2022年11月24日
岡山市議会の新型コロナウイルス感染症対策等調査特別委員会は24日、医療体制の強化や検査キットの無料配布の検討など流行「第8波」への対応を求める提言書を大森雅夫市長に提出した。
提言は15項目あり、医療逼迫(ひっぱく)の回避に向けては病床や宿泊療養施設の確保、発熱外来の充実を要望。医療機関の業務を緩和するため、コロナ検査キットの無料配布を検討するほか、同時流行が懸念されるコロナと季節性インフルエンザ両方のワクチン接種促進に向けた啓発も促している。
長引くコロナ禍で影響を受けている業種への支援といった経済対策も盛り込んだ。林敏宏委員長らが市長室を訪れて手渡した。
(2022年11月24日 17時13分 更新)