【TSS】
2022.12.9
大地震が発生した際に離島への電気の供給など復興支援を目的とした訓練が、海上自衛隊や中国電力など3つの機関が参加して行われました。
【山北記者】
「災害時、離島の多い広島では船が救援活動に奮闘します。きょうは有事に備え官民一体で協力体制を確認します」
合同訓練は南海トラフ地震など大規模地震が発生した想定で行われました。
初めに、海上自衛隊の船から海上保安部の船へ捜索や救援物資の輸送に欠かせない燃料を供給する訓練を実施しました。
地震で津波が発生すると支援船が着岸できず、燃料補給ができない可能性もあるためお互いの協力体制が鍵を握ります。
また大地震による停電を想定して、中国電力の電力復旧資材を搭載した車2台を、自衛隊の船に積み込む訓練も合わせて実施しました。
【海上自衛隊「げんかい」和氣伸明 艦長】
「(海上自衛隊・海上保安庁・中国電力の3者が)継続して同様の訓練を実施して関係強化を維持・向上していきたい」