「やさしい日本語」で話しませんか
「やさしい日本語」とは
みなさんはやさしい日本語について知っていますか?やさしい日本語は阪神・淡路大震災をきっかけに使われ始めました。難しい言葉を簡単な言葉に言い換えたり,漢字やカタカナに振り仮名を振るなどして使います。日本語が十分に理解できていない外国人とのコミュニケーション方法として有効的な手段です。さらに,翻訳機を使う場合もやさしい日本語を使用することで,正確に翻訳されやすくなります。
「やさしい日本語」を使ってみよう
福山市には約1万人,50か国を超える外国人市民が住んでいます。地域や職場で外国人と接する機会があるかもしれません。困った様子の外国人を見かけたらどうしますか?外国語が話せないからと話しかけることをためらってしまうかもしれません。そこで使ってほしいのがやさしい日本語です。
市内の外国人に行った調査によると,来日1年未満の人であっても約8割の人がやさしい日本語なら大体理解できると回答しており,やさしい日本語のニーズが高いといえます。少し勇気を出して,「何か困っていますか?」と声をかけてみてください。外国語が話せなくても,力になれるかもしれません。
福山市での取組み
福山市ではやさしい日本語について学ぶ講座や外国人市民との交流会などを開催しています。2022年7月からは福山市のホームページに5か国語への翻訳機能に加え,やさしい日本語への変換機能を追加しました。また,ふくやま国際交流協会のフェイスブックではイベントや災害などの情報をやさしい日本語で発信しています。
講座やイベントに参加して,やさしい日本語にふれてみてください。そして様々な場面でやさしい日本語を使ってみましょう。
このページに関するお問い合わせ先
多様性社会推進課
Tel:084-928-1006