福山市議会議員 岡崎まさずみ

　先月末、広島・福山市で行方が分からなくなった小学生の発見に活躍した警察犬が、表彰されました。 　福山西警察署の林俊晴署長から表彰されたのは、県警直轄の警察犬「クリア・オブ・トレジャーフィールド」号です。人なつっこい性格で愛称はクリア号。行方不明者の発見などで表彰されるのは、３回目です。 　先月２５日、福山市沼隈町の芝生広場で遊んでいた８歳の男の子が行方不明になりました。 　「芝生広場からおよそ１キロ離れたこちらのバス停近くで、児童の靴１足が見つかりました。警察犬は靴のにおいをもとに山に向かって捜索したということです。」（杉木健那記者） 　山の中腹あたりで帽子が見つかり、警察犬クリア号が出動しておよそ２時間後に山頂付近で男の子は見つかりました。 　県警によりますと、ことし、警察犬が出動した件数は３６５件で、去年の同じ時期と比べて増えていて、行不明者の捜索が最も多いということです。 　「犯罪捜査や行方不明者の発見にどんどん活躍してくれる犬になってくれたらいいなと思っています。」（広島県警　刑事部鑑識課　鹿田賢人巡査長） 　警察犬クリア号には、ドッグフード１０袋が贈られました。