【中国新聞】
広島県福山市赤坂町の市立福山高で寄宿舎が完成し、5日、落成式があった。同校の関係者たち計27人が出席。生徒会が愛称「赤坂一樹(いちじゅ)寮」を発表し、玄関口に掲げた木製のプレートをお披露目した。 【動画】福山市立福山高に寄宿舎、完成祝う 寄宿舎は、同高の北西約350メートルにあり、木造2階建て延べ454平方メートル。1階は浴室や食堂、ロッカー、2階に生徒の居室が8部屋ある。常駐の職員が身の回りの世話などをする。 愛称は生徒が「一本の大きな樹木のように成長してほしい」という同校の理念と校章にかたどる木をヒントに考案した。式で高田芳幸校長(59)は「遠方から通う生徒も安心して勉強に励める。野球部員には新たに完成した雨天練習場とともに活用して力を付け、甲子園出場を目指してほしい」と述べた。 定員は32人で男子生徒が対象。本年度は広島市や東広島市から進学した1、2年の野球部員計11人が入寮する。雨天練習場は3月末に同校敷地内に完成した。
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