【FBC】
023.05.28
全国で初めて、国から最も高い水準のレベル4の認可を受けた永平寺町の自動運転車両が28日、営業運転を開始し観光客らを乗せて新たな交通手段としてスタートした。(5月28日)
この自動運転車両は旧京福電鉄永平寺線跡の荒谷停留所と土産物店が並ぶ永平寺門前の志比停留所のおよそ2キロを10分程度で結ぶもので、運転手は乗り込まずコンピュータが管理している。
初日は県外からの家族連れなどおよそ50人が利用し、兵庫からの家族連れは「道も決まっていて安心して乗れるし、乗り心地もよかった」と話していた。
運行はまちづくり会社ZENコネクトが行い、万が一に備えて監視室でチェックしていて、会社では「地域の新たな交通手段としてにぎわいにつながれば」と期待を寄せていた。
なお、自動運転車両は土日祝日の午前10時から午後3時まで、20分間隔で運行する(正午から午後1時を除く)。料金は大人100円、中学生以下50円となっている。