6月10日(土)は、終日内海町に滞在しました。
一般社団法人weave主催のセッションに参加しました。日本経済の長期低迷の原因を人口動態から解き明かした著書、「デフレの正体」で一躍有名になり、その後「里山資本主義」を提唱されている藻谷浩介さんと、内海町のこれからのまちづくりを考える機会をいただきました。
午前中は、藻谷さんと内海町内を町歩きしながら、町の成り立ちを学びました。 内海町出身の文化人類学者でスタンフォード大学客員教授の宮本住逸先生の解説を聞きながら、それに藻谷さんの鋭い分析が加わり、かつて捕鯨で栄えた内海町の歴史を辿ることが出来ました。
午後からは、参加者によるワークショップに参加しました。 遠くは東京や千葉から来られたかたもおられて、根強い藻谷ファンの存在を実感しました。
福山市では、今年度に郊外地域の振興策の基本となる「地域みらいビジョン」を策定します。
今月には、外部有識者によるアドバイザリー会議が開かれたところです。
また、内海町では、学校統廃合後の跡地活用について、民間事業者から提案を受けるサウンディンクが始まっています。
藻谷さんや参加者の皆さんからいただいたヒントを、未来のまちづくりに活かすエネルギーをいただきました。