12月定例市議会も残すところ12月18日の最終日のみとなりました。
先日は、田中秀征福山大学客員教授の講演を久々に拝聴しました。
TBSのサンデーモーニングのレギュラーコメンテーターとして、また細川護熙内閣、村山富一内閣の重鎮として活躍されたご意見番の田中先生が、最近の政治資金の不正と、今後の政界の動きについて、どのような見通しをされているのか興味深く聴きました。
現在の小選挙区比例代表制は、改めるべきで、中選挙区連記制が望ましいとのことでした。 連記制は、1人の有権者が2人の候補者に投票出来る制度です。
また、政治資金不正について、支出の多くは人件費、会食、そして電報が多く、例えば電報は法改正で禁止にするなど、政治に金がかからないようにする必要を説かれました。
不支持率が70%を超えた岸田内閣について、過去の事例から考えて、今後政治の大きな節目がやってくる。
その際、数人の若手が旗をあげられるか注目したい、と述べられました。
いつも、その深い洞察に学ぶ点が多く、この度も多くの示唆をいただきました。