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我が故郷の出身、山本瀧之助の胸像です。

11月もまもなく終わりますが、今月はイベントや研修会等で忙しさの中にも、充実した1ヶ月でした。
写真は、11月16日~17日の2日間開催された清渓セミナーの会場である神宮外苑にある神宮球場の隣に本年新装された日本青年館に展示されている我が故郷の出身、山本瀧之助の胸像です。
明治以降、都会に出て立身出世する若者を青年とする時代の空気に対して、財産をはたいて著書「田舎青年」を出版、地方にも近代に生きる学歴も肩書きもない青年達がいることを世に問いただした人です。
と、いっても力説するような方ではなかったようで、静かな語り口で全国の地方をまわりながら、生きることの意味や地方で生活する上での心の持ち様を、平易に説く教育者だったようです。
山本瀧之助は、全国各地でちいきづくりと社会教育を担った青年団の産みの親であることから、青年団の母と言われています。
青年団の組織化を図った内務官僚で政治家でもあった佐賀県出身の田澤よしはる、226事件の際には首相臨時代理を務めた後藤文夫両氏の胸像と並んで、瀧之助の胸像も置かれています。
地方創生の中身が問われている今、山本瀧之助の足跡に学ぶ事は多いと思います。

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