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【アニメーションで見る 広報「ふくやま」8月号】福山城築城400年記念日まであと1年!

2021年8月5日更新

広報「ふくやま」をより身近に、そして早く・分かりやすく市民の皆さんにお伝えするため、特集記事をアニメーションにしています。
福山城築城400年記念日(2022/8/28)に向けて着々と進む天守などの改修状況や関連イベントなどについて2分程度紹介します。ぜひ最後までご覧ください。


福山城築城400年記念日まであと1年 進んでいます令和の大普請

近世城郭の集大成・福山城の価値とは?

 福山城は、西国鎮衛の使命を担い、初代藩主水野勝成が1622年に築城した日本最大級の平山城。防御機能を高めるための「天守北側鉄板張り」が全国で唯一施された5層6階の天守や多数のやぐらなどが配され、写真:1891年頃の福山城1891年頃の福山城 天守北面近世城郭の集大成ともいわれています。1933年に国宝指定を受けるも1945年の空襲で焼失。現在の天守は1966年、市制施行50周年を機に市民や企業の寄付金で再建されました。

お問い合わせ
福山城築城400年記念事業実行委員会事務局(文化振興課内084-928-1117)

 福山城は2022年に築城400年の節目を迎えます。本市ではイベントなどを通して福山城の魅力を発信するとともに、2020年からは天守や櫓の耐震改修、外観復元など、再建後初となる大規模なハード整備を行っています。これらの記念事業を通して「城があるまち福山」の歴史・文化的価値を見つめ直し、その魅力を後世につなげていきます。

2022年1月から2023年1月

福山城400年博FUKUYAMAフクヤマ CASTLEキャッスル EXPOエキスポ 2022

築城400年を迎える2022年は節目の年。市民も参加できる多彩なイベントを、年間を通して行います。8月28日の記念日には福山城博物館をリニューアルオープンします。

記念事業がめざすもの

  • 歴史・文化資源の再整備と発信
  • 地域資源を生かしたにぎわいの創出
  • 先人の歩み・思いを振り返り、市民の心を一つにする機会に

「城があるまち福山」を市民全体の誇りとする

ハード事業

  • 耐震改修工事
  • 夜間景観照明整備など

ソフト事業

  • 築城400年関連イベント
  • クラウドファンディング など

これまでの主な取り組み

2017年

実行委員会設立

2018年

福山城CG・VR制作(2019年まで)/城のあるまち講演会

2019年

入封400年プロジェクト/備後入封400年祭/市民企画事業

2020年

ライトアップ点灯式(伏見櫓・湯殿・月見櫓・狭間さま)/城下まちあるきクイズラリー

はね踊り大共演会はね踊り大共演会(神辺地域)
写真:ライトアップ点灯式ライトアップ点灯式

詳しい改修状況や記念事業への参加は下記で紹介 ↓

令和の大普請が進んでいます築城400年記念日に向けてあと1年

※写真は6月末時点のもの

令和の大普請とは

福山城や周辺施設を一緒に回遊できる、賑わいあふれる場所をめざし、2020年秋から天守や櫓の耐震改修、外観復元などに本格着手。夜間景観照明整備にも取り組んでいます。

地図

市民のシンボルを価値ある往時の姿に天守(博物館)

建物の耐震改修工事とともに、「天守北側鉄板張り」の復元などの外観復元整備を行っています。また全国で2つしかない天守を利用した登録博物館である福山城博物館は、エンターテインメント性を高めた展示へとリニューアルします。

改修後の天守北面のイメージ

主な整備状況瓦の一部き替えや内壁・床の改修、新たに設置するエレベーター用の鉄骨の組み立て作業を実施中

外壁改修の様子
内部改修の様子

Voice Pick Up

使命感と責任感をもって取り組んでいます

山崎建設株式会社 井上貴仁 所長

屋根の急こう配や狭間といった細工など、通常の建造物とは異なる箇所も多く、特に福山城特有の天守北側鉄板張りは市や有識者の指導の下、より忠実に再現できるよう試行錯誤しています。また城内部のバリアフリー化のためにエレベータを設置しますが、床に開口部を設ける作業は危険が伴うため、とても気を配りました。
修復作業にあたって、福山市や福山城の歴史について勉強しました。今も作業を進めながら昔の建造物の偉大さを実感しているところです。記念日に向け、市民の皆さんの期待に応えられるよう使命感と責任感をもって修復作業に取り組んでいます。

井上貴仁 所長

利便性が高まった城下一望の櫓へ月見櫓

伏見櫓とともに京都伏見城からの移築と伝わる2層2階の櫓で、再建後は貸会場として利用されています。

主な整備状況耐震改修や外観・内装、空調の整備が完了。今後は天守外観に合わせて2階の高欄の塗装替えを実施

外観
内部

ライトアップで新たな魅力を創出夜間景観照明整備

2019年度から各櫓やふくやま美術館プロムナードなどの夜間照明を整備。基本構想からデザイン設計に至るまで世界的な照明デザイナーの石井幹子さんが手掛けています。今年度は鏡櫓や周辺の狭間などを整備。天守とともに2022年度のライトアップを予定しています。

整備後のイメージ
ふくやま美術館の プロムナードふくやま美術館のプロムナードはライトアップ中

快適に利用できる貸会場・文書館へ湯殿・鏡櫓

京都伏見城からの移築と伝わる湯殿は藩主の風呂場で、再建後は貸会場として、本丸東の鏡櫓は博物館の文書館として利用されています。

主な整備状況湯殿:外観・内装、瓦の一部葺き替えを実施中
鏡櫓:耐震改修や外観・内装、空調の整備が完了
湯殿の内部改修の様子
鏡櫓の内部改修の様子

城郭を囲む土塀を美しい白亜の姿に本丸・二之丸土塀

景観向上を図るため、福山城公園の南から東に位置する本丸と二之丸土塀のひび割れ補修や瓦の一部葺き替えなどを行っています。

改修前(本丸)と改修後(本丸)

今からあなたも参加しませんか

福山城北側鉄板張り復元のクラウドファンディング

 福山城の魅力を今によみがえらせ、その価値を後世に伝えるための事業への寄付(ガバメントクラウドファンディング)を募集しています。

現在の寄付金
8,103 万円 ※7月14日時点

募集期間を9月30日(木曜日)まで延長します!

申し込み方法

9月30日(木曜日)までに、インターネット「ふるさとチョイス」または直接文化振興課で受け付け

寄付額10万円以上

鉄板の裏面に名前などを記入する権利、リニューアル後の福山城博物館に設置する銘板と公式ホームぺージに名前を掲載

鉄板の画像1

寄付額5,000円以上

鉄板の裏面に名前を掲載(鉄板1枚に20人程度の連名)

鉄板の画像1

追加特典

寄付金額に応じて記念品を提供します

築城400年関連イベント

謎解き街歩き 水野勝成と失われた設計図
~ 謎を解き 福山城を完成させよ ~

 古地図が印刷されたクリアファイルに現代地図を入れ、重ね合わせながら謎を解く街歩きイベントを開催中。正解者には抽選で豪華プレゼントも!

開催期間
11月7日(日曜日)まで
料金
500円(福山城下マップ(クリアファイル))

販売場所…福山駅観光案内所など

400日前イベント

ふくやま城下あかりまつり×ストリートBALバル

 福山城が改修工事中のため、今年は旧キャスパ跡地で竹明かりのイルミネーションを実施。キッチンカーなどで飲食の販売も行います。

開催期間
8月7日(土曜日)から9日(月曜日)
※ストリートBALは8月14日(土曜日)も開催
場所
旧キャスパ跡地・前歩道

※8月7日から9日・14日に開催を予定していた「ストリートBAL」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止になりました(キッチンカーなどでの飲食販売は行いません)

ふくやま城下あかりまつり×ストリートBALの画像

クラウドファンディングや築城400年関連イベントなど詳しくは公式ホームぺージへ

城のあるまち 福のまち 福山城築城400年記念事業

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