【kuruma】
2024.02.17
クルマのロックの解錠やドアの開閉など、様々な機能が搭載され便利な「スマートキー」。もしこのスマートキー壊れてしまった場合、一体どう対処すれば良いのでしょうか。
「スマートキー」壊れたらどうする?電池交換や再発行は?
現在のクルマは、そのほとんどのモデルにおいて「スマートキー」を採用しています。
これは離れた場所からドアロックの解錠をしたり、スライドドアを開けたりできる便利なアイテム。
しかし、もしスマートキー壊れてしまった場合、一体どうすれば良いのでしょうか。
このスマートキーの仕組みですが、鍵とクルマ双方にある受信装置で相互に通信・認証を行い、施錠・開錠を行う構造となっています。
そのためスマートキーが故障して電波を送受信できなくなると、ドアロックの解錠ができなくなってしまいます。
こう聞くと、スペアキーを持っていない限りは手も足も出ない、まさに絶体絶命のシチュエーションにも思えますが、実はスマートキーが故障しても「メカニカルキー」を使うことで対処が可能です。
メカニカルキーとは、スマートキーの内部に格納されている金属製のカギのこと。
いわゆる「マスターキー」ともいえる存在で、このメカニカルキーを使うことでドアの開閉やエンジンの始動が可能になります。
では万が一に備えて、このメカニカルキーの取り出し方を確認していきましょう。
スマートキーをよく見ると、スライドさせられる“つまみ”のようなパーツが備えられています。
ここをスライドさせながらスマートキーの上部を引き抜くと、メカニカルキーが出てくるのです。
そしてドアを開けるには、鍵穴にメカニカルキーを差し込んで捻ればOK。
また、エンジンを始動させるには、メカニカルキーの差し込まれた状態のスマートキーを、クルマのスタータースイッチに接触させます。
こうすることでクルマがスマートキーを認識し、エンジンをかけられる状態になるのです。
あとは通常のエンジンスタート時と同様に、ブレーキを踏みながらスタータースイッチを押せば、エンジンが始動します。