【nichinichi】
2024.02.09
効果てきめんな「カイロの貼り方」を試してみた!手先が冷たい時は…首に貼る!つま先が冷たい時は…
フォロワー数100万人越え!人気防災アカウント「警視庁警備部災害対策課」
※警視庁警備部災害対策課公式Xより
警視庁災害対策課がX(旧Twitter)を始めることになったきっかけは、2011年の東日本大震災。当時、デマを含め、さまざまな情報が飛び交っていたため、警視庁として、適切な情報をタイムリーに届ける必要性を感じ、災害時でも比較的通信が途切れにくく、拡散力や即時性に優れているX(旧Twitter)を開設することにしたそうです。
ですが、東日本大震災では、警視庁から多くの警察官が長期間、被災地などに派遣されていたため、実際にX(旧Twitter)に投稿するようになったのは、東日本大震災から2年近くたった2013年からとのこと。
以来、避難所での防寒対策やペットの熱中症対策、ペットボトル湯たんぽの作り方、5円玉でトゲを抜く方法など、いざというときに役立つ情報を発信しています。
※警視庁警備部災害対策課公式Xより
では、手がかじかんだときの対処法についてみてみましょう。
警視庁発「手がかじかんだときの対処法」とは?
手がかじかんだときの対処法を紹介している警視庁警備部災害対策課のポストはこちら。
手がかじかんだときの対処法は、「手を上下に大きく素早く数回振る」だそうです。遠心力により体幹の温かい血液を指先に送ることができ、指先のかじかみが改善されるとのこと。
まわりに手を温めるものがない災害時、寒い中での細かい作業や携帯電話を操作する際に役立つそうです。
ポストには、「手袋してても寒くなるから、このような情報はありがたいです」「ひゃー!すごい!知らなかった!ありがたい!」「ためになるなぁ」「この時期助かる裏技」「末端冷え性にはうれしい情報ですね」「これから、役に立ちそうです!冷え性だし」「血液を遠心力で送るという発想がなかった…」といったコメントが届いていました。
コメントを見る限り、みなさん、手先の冷えに困っているようですね。わたしもそのひとり(笑)。なので、とてもありがたいライフハックです。
実際に、どれくらい効果があるのでしょう?
警視庁発「手がかじかんだときの対処法」その効果やいかに!
画像:フォトAC
今回、手がかじかんだときの対処法をわざわざ試したのではなく、必要にせまられて実践することになりました。
朝8時半頃。気温約2℃の中、手袋をして自転車で、予約していた歯医者さんに向かったところ、あまりの寒さに手がかなり冷えてしまいました。カイロも持っていなかったので、これは良いチャンスだと、歯医者さんの駐輪場で誰もいないのを確認して、災害対策課の「手がかじかんだときの対処法」を試すことにしました(笑)。
下の画像のように、両手を上下に出来る限り素早く、パタパタと10回ほど振ってみると、
冷たかった指先がじーんと温かくなるのを感じました。まわりの気温が低く、体も冷えきっていたこともあり、温かい血が指先に集まってくるのを敏感に感じたのかもしれません。
さらに、もう10回上下にパタパタと振ると、指先がぽかぽかしてきました。指先を触ってみると、冷たいままでしたが、感覚的には、明らかに自転車をこいでいるときよりその冷たさはやわらいでいて、小物入れから診察券を出すときも手がかじかんで取り出しにくいこともありませんでした。
そして、暖房のきいた院内で座っていると、5分も経たないうちに、じわじわと指先が実際に温かくなりました。手が冷えてかじかんでしまうと、暖房のきいた室内に入ってもすぐには温まらないような気がするので、上下に手を振ったおかげで温まりやすくなったのかなと思います。
警視庁発の「手がかじかんだときの対処法」は、「手を上下に大きく素早く数回振る」というとっても簡単なものでしたが、まわりに温めるものがないときなどに有効なライフハックだと思いました。手を振るだけなので、手が完全に冷える前、かじかみそうだなと思ったときに、すぐやれるところも◎。ストーブで手を温めながら、途中で手を上下に振るとより早く手が温まるかなとも思います。
みなさんも、手がかじかんだときに試してみてはいかがでしょう。
※参考記事「防災ニッポン+」https://www.bosai.yomiuri.co.jp/biz/article/9535